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前回までのあらすじ!
インテリアの扉を叩いた
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インテリア知識は0だったので、まずは探り方を考え、大まかに以下のステップを踏んだ。
①乱読&ネットサーフィン
②インテリアの要素のリストアップ&自分がこだわることの明確化
③実物を見に行く
ここまでやると、なんとなく自分の意見を持てるようになり、納得した決定ができるようになる。それぞれに簡単に補足していく。
<①乱読&ネットサーフィン>
ここでの目的はとにかく大量の情報を一回頭にぶちこむことだ。
とにかく浸って、”感じる”。考えるのはまだ早い。それは次のステップだ。
5冊程度、家造りやインテリア全般の本や雑誌を読んだ。
ここでは「ムック的な本もいいが、プロが自分の哲学を書いた本が”効く”こと」を発見した。知識を入れるだけじゃなく、人にインスパイアされ、自分の考え方そのものを育てることは大事だ。その方が柔軟に考えられるようになる。
読んだ本の中で特に影響が大きかった本を紹介するので興味があればぜひ。
『北欧式インテリア・スタイリングの法則』
・「家が心地よいのは、人生最高の幸運だ」
・「調光できない照明は、ボリュームを変えられないスピーカーのようなもの」
・「ローマは一日にしてならず!忍耐強く模索してください。いちばんしっくりくる柄ミックスやスタイルミックスを見つけるには、時間がかかるものです。」
そもそも北欧好き。言っていることもとてもリーズナブル。
『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』
・「小さな家でおおらかに暮らす。」
・「灯の重心を低くする」
予算の都合上、当初の想定(当初の想定がアホデカかっただけだが)より家が小さくなったが、それでも「小さくていいな。なんの問題もないな」と思えた本。
『家は買うものでなくつくるものでもなく育てるもの』
タイトルだけで圧倒的な気づきを与えてくれる本ってありますよね。
『家を建てたくなったら』
・「「買う」と「建てる」の大きな違いはなんでしょうか。私が考える大きな違いは、こめられた「思い」です。」
・「デザイン的な好み、間取り、素材などをイメージしがちですが、もっともっと深い部分を追求するのです。自分と家族は、どんな暮らしがしたいのか考える。さらにいうと、「自分たち家族の幸福を定義すること」。この作業なしに、家族が幸せに暮らせる家は建ちません。大変な作業に感じるかもしれませんが、私は、「暮らしを見つめ、幸せを実現する家を建てる」からこそ、「買う」のではなく「建てる」意味があるのではないかと思うのです。」
インテリア系で読んだ本のなかで最も良かった。
本の次はネットサーフィンの話に移ろう。
ネットでは主にインテリアの写真を収集した。
直感的に気持ち良い画像を、「キッチン」「リビング」「椅子」等のカテゴリごとに収集する。
読むだけだと文字情報だけになってしまう。実際のインテリアは当然文字じゃないので、画像が大事だと思ったのだ。本にも写真は出てくるが、何もしないとその写真の記憶は消えるので、しっかりPCに画像として保存するようにした。
Youtubeも見漁った。インテリア系Youtubeは無限と言えるほどあるので、油断すると情報に溺れる。見過ぎもよくないので、夜にぼーっと見るくらいがよい。片方の意見だけでなく、色んな意見を聞く方がいい。