こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
今回は管理会計です。
短答試験の科目の中で、
最も番狂わせの起こりやすい危険科目
昼飯の味がするかどうかは管理会計で決まります。
今回はそんな管理会計を乗り切る(高得点じゃないです)ために意識すべきポイントを紹介します。これから紹介するポイントをしっかり身に着けたうえで本番に臨めば、管理会計で爆発することはなくなるはずです。
管理会計の特徴
管理会計の特徴は何といっても
時間がない
これに尽きます。必然的に対策も、
どうすれば時間内に合格点をとれるか
という点に焦点を絞ったものになります。
勉強法
勉強法自体はシンプル&皆だいたい同じはずなのでさらっと行きます。
【授業について】
単純に答えを出すだけなら、そんなに授業を真面目に聞かなくても比較的なんとかなりやすい科目ですが、
体系的に理解することは大事です。
体系的な理解とは、
この計算は、原材料購入~販売までのプロセスの中でどの部分を扱ったものなのか
をしっかり理解することです。
僕もそうだったのですが、
管理会計を単純なパズルみたいに解いている
とちょっと捻られた問題で混乱してしまいます。
自分が今している計算の意味を理解するために授業を受けてください。
【問題集】
僕が使った問題集は
・テキスト付属問題集
・アクセス・答練
のみです。特にこれ以上手を付けてないです。反復しましょう。
解く際に意識すべきポイント
上で勉強法を紹介しましたが、もう本当に一般的なものだったと思います。
結局差がつくのは本番の時間の使い方です。
ここでしっかり意識すべきポイントを考えられている人がしっかり点数を確保できます。
さて、実際に僕が問題を解く際に意識していたポイントは
・知らない問題は1秒で飛ばす
・できる問題は細心の注意
以下詳しく見ていましょう。
ちなみにこれから紹介することはほとんど下の記事で書いたことと同じです。管理会計にとどまらない重要ポイントでもあるので参照することをお勧めします。
①知らない問題は1秒で飛ばす
管理会計はとにかく時間がシビアです。
そんな管理会計で絶対にやってはいけないことは
激ムズ問題に時間をかけること
です。これをやってしまうと足切り一直線です。
激ムズ問題に時間をかけると、
・時間かけても解けなくて1点にもならない
・その問題だけでなく他の簡単な問題も時間的に解けなくなる
・時間が無く焦ってミスしやすくなる
と甚大な被害があります。
管理会計の嫌なところはそういう激ムズ問題が必ずと言っていいほど紛れ込んでいる点です。
なので必ず意識するポイントは
知らない問題は1秒で飛ばす、できる問題を先にすべて片づける
ことです。
見極めのコツ
「そんなこと言われても簡単な問題と難しい問題ってパッと見わからんわ」
っていう人もいると思います。
僕の場合は問題の難度をパッと見でA、B、Cの3段階で分けて、
①Aを全て解く→②Bを時間をかけてじっくり解く→③Cでロト6
という流れでといてました。
試験本番で応用力を使うのはBです。Cじゃないんです。Cは解こうとすること自体罪です。(というかCを出題することが罪です。)
A,B,Cはそれぞれ
A:全く同じような問題を解いたことあるパターン、一つの要素も初見がない
B:似たような問題解いたことあるけど、1,2ポイント難しそうな要素ある問題
C:明らか複雑・長い、意味不明系
です。
見極めで最も注意したいのが、
一見Aに見せかけて、BもしくはCの問題
だいたい引っかかるポイントはここです。これに引っかかると時間が消えます。
これを見極めるポイントは、
文章を読んだ段階で具体的な計算手順が解答まで浮かぶ問題(電卓計算以外の部分が分かる問題)のみAと判断する
ことです。ただの1要素だけで問題の難易度が激変することは多いです。まずは完全に分かる問題のみ先に解き尽しましょう。鉄則です。
簡単な問題は細心の注意
いざ簡単な問題を見極め一番最初に解いたとしても、間違ったら無意味です。
簡単な問題だからって気楽に、また素早く解くのは大間違いです。
簡単な問題はほかの多くの人はみんな正解してくるので、間違えた瞬間に挽回することが難しい圧倒的ディスアドバンテージになります。
簡単な問題こそ、細心の注意で解いてください。
この問題を間違えたら不合格になる、くらいの緊張感を持つべきです。
「おれはうさぎを狩るのに全力を出すバカなケモノとは違う」(ジュラキュール・ミホーク)
ではだめです。A問題に対しても全力を出してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
管理会計は特に試験の難易度に点数が左右されやすい科目なので、
高得点絶対取りに行くという意識よりは、大ミスしないくらいの気持ちでいたほうが気が楽です。
その大ミスしないための方法として今回紹介した、
①知らない問題は1秒で飛ばす、できる問題を先にすべて片づける
②簡単な問題は細心の注意
は絶対実践しましょう。