暇なので今日だけで3本目だ。
書ける時に書いておくのがよい。
旅程だが、最初は中国の広州を目指す。
ただダイレクトに広州には行かない。安いチケットを選んだので、成田→マニラ→マカオ→(陸路で)中国Inという行程で進む予定だ。
ソロ海外旅行初なので、この「→」記号全てに不安がある。
まず成田→マニラだが、これはなんとか無事終えた。今は機内の中だ。ただ前日せっせと空ボトルに詰めたリンスが容赦なく没収された。rip doveリンス…
次にマニラ→マカオ。
詳しくないのだが「自分で頑張ってトランジットする」というタイプらしく、調べると中級者以上向けらしい。しかも乗り換え時間1.5時間と、これも調べるととても短いとのこと。荷物預けをしてないのだが、してたらノーチャンレベルと聞いた。そんなもの売るなし、という感じだ。安くてホイホイ買ってしまった。
しかもしかも、マニラの空港はターミナルが4つあるらしく、間はバスがタクシー移動じゃないと厳しい距離と聞く。こちらも調べた限りではおそらく同ターミナル内なので問題ないと思うが、蓋を開けないことには分からない。祈れ。
そしてマカオ→中国。これがやばい。
そもそも馬鹿なので、マカオは中国と思っていた。ビザ申請の時に、「え?中国行かないのになんで申請きたの?」と言われて間違っていたことに気づいた。正直、正式な区分はまだよくわかってない。
国が違うらしいということはマカオ→中国の間で入国審査がいるということである。まずこれが怖い。通らなかったら終わりである。死んだ顔でマカオのカジノに2ヶ月入り浸り、文無しで帰国することになる。
マカオと中国で使える通貨が異なることもストレス要因だ。海外旅行経験が少ない身としては、「最初にお金を払う」のはとてもドキドキする。これが2回も必要なのがとても面倒である。香港ドルと中国元という、聞いたこともない通貨と聞いたことしかない通貨の現物を両替で入手したが、大きなお札だとお釣りくれないかもというネット情報もあった。手元には10,000円も両替したのに4枚くらいしか紙幣がなく、明らかに「大きなお札」である。果たしてどうなるのだろうか。
まだある。中国は現金より電子決済が主流らしい。一応アリペイとウィーチャットという双璧らしい決済アプリを入れてきたが、クレカの紐付けあたりで失敗してる気がしてならない。なぜなら事前にローソンで試してエラーが出たから。不安しかない。
さらにさらに。到着が18時半と絶妙に遅いのも不安だ。移動時間だけでも飛行機→入国審査エリア30分、入国審査エリア→広州の宿まで2時間かかり、間のごたごたも考えると「終電ある?」という大学時代の高田馬場みたいな状況になりかねない。
正直初日が一番ハードだ。まじでミスったとした言いようがない。
しかし、ここからどうするかが大事なのだ。
暇を持て余した空港ロビーで対策を考えた。
そして一つの対策兼旅の目標に辿り着く。
「1日3回人にすがる」というものだ。
これに従い、とにかく適宜迅速に周りの人に聞きまくるようにしたい。
ちょっと真面目な話をしたい。私は人に頼らず自力で解決しようとする悪癖を持っていると強く自覚している。
名作『かぐや様は告らせたい』の単行本何巻の、お話とお話の間のおまけページみたいなところで主人公の白銀御行が言っていたのだが、人に頼らないことは全くもって強さではない。人の最大の強みである「協力できる」という美徳を放棄するものであり、愚かとしか言えない、と言っていた気がする。
海外は住んでいる国よりできないこと分からないことがたくさん出るだろう。そんな時、自分でなんとかしようとしないで、とにかく人に頼る、弱さを認める、むしろ積極的に弱くなるということを意識したい。そして無事に宿に着きたい。
とりあえず飛行機飛んだし、寝るぜ!成田→マニラは4.5時間程度。