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【7/14③】英語をもっと理解したいです

旅行
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今日は今までで一番人と英語で喋った。

シンガポール青年2人組、イギリスイケメン、ゲストハウスオーナーのジェリー、そしてトニー。

旅行に向けた2ヶ月の英会話レッスンおよび普通に高校の時使ってた英単語帳を総復習するという準備により、会話が壊滅することは避けられている。これは十分に嬉しいことだ。

しかし人間の欲望には限りがない。もっと聞きたいし、話したい。

というのも壊滅しないという程度のレベルであり、実際に聞き取れている割合は20%程度がいいところだ。

80%は聞き取れていないものの、

・単語と文脈から全体を全力で想像する

・疑問文と約束文だけは全力で聞き、分からなければ必ず聞き返す

・疑問文以外はわからなくても「Yes」「I agree」「I see」「hmm」「good」などをテキトーに言っておけばマイナスにはならない

あたりでなんとか生き延びている。

ここでkemioの『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』より至言を紹介したい。

 

会話は「yeah」をいい感じのリズムで一生刻んでればなんとかなるかんね。(kemio)

 

まじでそうなのである。疑問文と約束文以外はこれでなんとなくいける。「リズム」が実に適切な表現だ。太鼓の達人をしている感覚に近い。

ただyeahのみでは浅い会話になり、仲が深まらないのではないかという意見もあるだろう。が、今回の旅の経験から、「そんなことは全くない」と強く主張したい。

トニーとの仲がそうだった。私は決して深いやりとりはできていない。トニーの発言の80%は分からず、それこそyeahを一定のリズムで刻み続けていた。

だいたい話す相手も大人なので、ちゃんとした返しができてなくても「は?お前そのリアクション完全に間違ってるよ?会話ができない奴とは話さない。バイバイ」なんてことにはならない。ゆるーくてきとうに「あーその程度ねー(心の声)」という感じでスルーしてくれるものだと、何より”こちらが”分かっている。なので臆せずyeahを刻める。

 

ただ会話はそうであっても、何というか心はちゃんと、誠実に会話に本気で向き合った。その意識が具体的にどう現れてるのかは全く分からない。ただ話しかけてくれる以上、本気で向き合おうという意識は強く持ち続けた。

それ以外の要素で、その日初めて話したトニーとバス停を1時間探し、夕飯を一緒に食べ、足つぼマッサージに一緒に行き、明日郊外の街に一緒に行こうぜ、という仲になった要因は思いつかない。

誠実性というのは絶対に滲み出る。何が起きているかはまだ分からないけど、そういったことが絶対にあるのだということを忘れずにいたい。

思えば中高の今でも付き合う友達など深い話は一切してない。「yeah」はおろか、「うんこ!」レベルだ。「うんこ!」で十何年来の付き合いになれるのだから、内容なんてその程度のものである。僕らはそんな理由で付き合ってるではない。

…タイトルからだいぶ話が逸れた、いやもはや真逆にUターンした。書き始めの狙いは英語をもっとできるようになるため、ここで具体策を書き連ねて実践することにあったが、本心が先行してしまった。軌道修正し、突貫かつ端的に具体策を宣言する。これをちゃんと実践して、かつ上述の意識もできれば、鬼に金棒だぜ。

・言いたいことあってすぐ思いつけなかった表現は、すぐGoogle翻訳で調べてメモの「単語帳」に追加する

・疑問文以外も聞き返してみる。「なんて言ったの?」だけだと微妙だから「Are you talking about〜, right?」のように頑張って理解している姿を見せる。

 

明日はトニーと桂林の郊外、エインシェントな雰囲気でコマーシャライズドゥされてないカームな街、だおぅしゃおう(聞き取れない)に行く予定だ。どこまでにじり寄れるか。頑張りたい、楽しみたい。



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