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【7/15②】トニーとの市街散策

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大圩の後もぷらぷらと観光をした。

芦笛岩という洞窟。鍾乳洞+イルミネーション。大圩の素朴を1時間前に味わっていた自分としては、「へん、商業的映えだな」とツンツンしていた。が、簡単に映え写真が撮れるし、ライトアップが素直にキレイだったのは認めざるをえない。トニーもパシャパシャ写真を撮りつつ、気持ち足早だった気がする。

 

ランチはでっけえ鶏の鍋。右端に映る「ひ〜まわりのタネ〜」はお通しだ。食べられるとは知らず、トニーに食べ方を習った。ジョーにピーナッツの割り方を習ったりと、豆類に詳しくなる旅だ。

14時半。宿に戻って休憩しようということになった。さすがシエスタの文化を持つスペインの男、トニー。休み方が上手いと感じた。

「だって太陽があんなに高い。ちょっと昼寝でもしてから、つぎはここに行こうぜ。」

太陽の高さなど気にしたことがない。「日本人は忙しく遊びすぎている」という小澤征爾さんの言葉が思い出された。

 

昼寝後に再集合。出発しようと思うと、「とりあえずコーヒーを一杯飲もうぜ」と提案してくれた。時間をゆっくり楽しむのが本当に上手だ。We have plenty of timeとその日はよく言った。本当にその通りだと思った。

 

初日に一人で行った象山地区と日月双塔に行った。そこでやったことといえば、トニーの写真を撮ってあげることがほぼ全てだ。トニーは本当に自分の写真をよく撮る。一つのスポットで10枚ほど撮る。この「一つのスポット」はたとえば「日月双塔」単位ではない。「日月双塔のこのアングル」単位である。この日合計で200枚くらい撮ったと思う。

これとこれを画面に入れてくれ、これは入れないでくれ、他の人は入れないでくれと、要求レベルは通常よりも高い。ただ200枚も撮っているとだんだん感覚が分かってくる。良い写真だ、と褒められると嬉しかった。

 

栞コレクターなので好きな栞を買えてテンションが上がった。

 

時間は17時。市内観光も終わり帰路を歩いていると、露店に並ぶパンを見て急にトニーは立ち止まり、パンを食おうと提案してきた。電光石火の意思決定である。そのスーパーはなぜか店のど真ん中に二席だけイートインがあり、そこに座ってでかいパンを食べた。

Foot massage??

トニーはまたも目にも止まらなぬスピードでスーパーの定員に足のマッサージ屋さんの場所を聞いていた。店員さんは英語が分からないようで、私もよくする「ごめんなさい分からないの」笑いを浮かべていた。ちょうど英語が分かるお客さんが近くにいて、笑いながら店員さんに翻訳してくれた。店員さんは方向を指さしてくれた。

 

 

食事後、トニーは特に断りもなく勝手に店の蛇口を使っていて面白かった。サンキューと叫び店を後にした。豪快な男だ。

店員さんが指差す方向に歩くと、1分もしないうちにマッサージ屋さんがあった。

西欧人が珍しいらしく、トニーが入るとフロアが沸いていた。フレンドリーなマッサージ屋さんで、Google翻訳を使ったりしながら私たちにコミュニケーションをとってくれる。

叩くタイプのマッサージが非常にリズミカルなのが面白かった。叩くての形で音が変わり、アクセントの有無もはっきりしていて、ドラム歴0.8ヶ月の私と、サルサ経験者というトニーは笑いながらノッていた。マッサージ屋さんがライブ会場の様相を呈するとは誰が予想するだろうか。

 

足の爪をナイフで切るというサービスもあった。トニーはついでに手の爪も切ってもらっていた。お会計で一人40元と言われたが、トニーは60元払った。「手の爪もやってもらったからね。20元は君にだ。」とトニー担当のマッサージ師に渡していた。粋。

これでトニーとの観光は終わる。

Today is perfect.

互いに今日を称え合った。



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