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【7/16③】13という数字への思い出

旅行
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明日は何時の電車に乗るの?

昨日の市内観光中にふとトニーに聞かれた。明日、桂林を発つ予定だった。

サーティーンだと答えた。が、トニーは理解していない顔。こんだけぺらぺら英語を話しててサーティーンが分からないはずがない。

何かノイズでも混じったのだろうともう一度サーティーンという。やはり通じない。

ここで、トニーから学んだ順列法を使った。伝えたいことが何かの並びの時、前後の要素も合わせていうことで伝える技だ。勝手に名付けた。

ナイン、テン、イレブン、トゥウェブルーーサーティーン!

Oh, サァルティーン!

発音がダメだったようである。トニーは上の歯の裏側に舌を付けてから発音するんだみたいなジェスチャーを見せてくれた。中1英語ですら身についていないことが判明した。2,3回の発音レッスンを受け、13の発音成功率が30%程度上昇した。

翌日、まあ今日であるが、さっき宿を出る時にトニーに挨拶した。もうすぐ出るから、暇ならロビーに来て欲しいと甘えた。

10分くらいたって下に降りてきてくれた。トニーは昨日の細かい会話を忘れていて、また「何時の電車に乗るんだっけ?」と聞いてきた。

ちょうど12時くらいの会話である。宿から駅も徒歩5分だ。僕はニヤッとして口元で練習する素振りを見せた。その様子を見て、トニーもニヤッとした。概ね察したようである。

サァルティーン

正直、ちゃんと発音できたかどうかは分からない。ただトニーはOK、といって笑ってくれた。

ささいなやり取りであるが、僕は一生このサァルティーンの発音を忘れないだろう。13という数字を見る時、当然「いつも」は言い過ぎだけど、トニーを思い出すこともあるだろう。

そんなちょっとしたやりとりがあった。



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