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【7/19①】3日目にして初めてインドを楽しいと感じた@ジャイプール

旅行
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インド初日にしたこと。空港から宿への移動、それとホテルのクソ商人にクソツアーを押し付けられること。

インド2日目にしたこと。ニューデリーの街を歩いて泣きそうになったこと、助けの手がありニューデリーを車で脱出したこと。

インド3日目、ついにインドを観光した。場所はジャイプールという街だ。タージマハルのあるアグラほど有名ではないが、こちらもアグラに次ぐ人気スポットらしい。

今日はドライバーのソヌーが車で連れ回してくれる。ソヌーは非常にホスピタリティ精神があり、何か不安がって聞くと「心配するなブラザー、何でも俺が解決してやる。俺だぜ?」と言って毎回なんとかしてくれる。この魔の国インドにあってありがたいことこの上ない。

どうもインドはビジネス的な関係だと話がスムーズな気がする。こっちが何か不満足な経験があり、それがソヌーの雇い主ロヒに伝わると(LINEで繋がっている。インドでLINEを使っているのだから日本と韓国をしっかりターゲッティングしているあたりやり手である)、おそらくソヌーの評価なりが下がる仕組みになっているのだろう。なのでソヌーは「あなたは俺のクライアントだからな!言うことは何でも聞くぜ」、となる。

ATM行きたい、と言うと「OK, sir!」

疲れちゃった、と言うと「OK,sir! Let’s take a nap!」

と何でも肯定してくれる。マハラジャ気分だ。サー、なんて呼ばれる機会は金輪際ないだろう。サー気分を堪能している。

そんないたれり尽くせりの状態で最初に向かったのはアンバーフォート。万里の長城に次ぐ世界二番目の長い城らしい。

 

このツアー非常にリーズナブルで、スポットごとの観光自体は自分のみで行く。その間ソヌーは車で待機している。2人分払わなきゃなのかなと思っていた不安は無くなった。若干心細くもあったけど、ソヌーから口酸っぱく言われた、「色んな人が話しかけてくると思うけど、無視し続けて表情を変えず前だけ見続けろ」という言葉を忠実に実行した。

慣れると無視することが快感になってくることを感じたのもこのアンバーフォートだ。やはり観光地それ自体よりそれに付随する考えたこととか人とのやりとりが印象に残る。もちろんアンバーフォート自体も素晴らしかった。

アンバーフォートを1人で歩いている時、「あ、インドを観光できてる。楽しい」と初めて感じられた。1人でゆっくりと、色々なことを考えながら良い景色を見ている時の満足度は高い。インドで初めて感じられた、安息の時間だった。

 

次に向かったのは、シティパレスというところ。マハラジャというインドの王族階級の人たちの私邸のようだ。

ソヌーから「行っといで。この道を真っ直ぐ行ったらチケット売り場だ」と車から出されて向かった。ソヌーは駐車場待機だ。

しかし入り口で入場料2000円と見て、ちょむと高くね?と思ってしまった。ケチな私はシティパレスをググって他の人のレビューなどを検証した結果、「いや、これは2000円の価値はない」と決断した。ただ連れてきてもらった手前、「やっぱ行かなかった」とはソヌーへの申し訳なさを感じて言えなかった。

そんな私がとった戦略は、入り口のベンチで30分程度時間を潰すことである。つまり、行ってないのに、時間的に行ったかのように装うことにしたのだ。とっても日本人的行動である。

ベンチは日陰とはいえ割と暑い。途中インド人観光客が一緒に写真を撮ってくれとなって何故か一緒に写真を撮った。インドで何となく学んでいた、やられたらやり返す精神を発揮し、「俺のスマホでも撮っていい?」とマイスマホでも写真を撮った。

(入り口のみの写真)

そんなこんなで30分たち、何食わぬ顔でソヌーの車に戻っていった。「どうだった」とか言われたら、ネットで仕入れた浅い知識から「It was very gorgeous!」で誤魔化そうと思ったが、幸い「fast!」のツッコミだけでそれ以上はなかった。非常にリーズナブルでありがたい。

その後も2,3箇所連れて行ってくれて、それぞれの場所で写真を撮るなどした。ピンクシティ、風の宮殿などはとても綺麗だった。

 

 

ただ基本的に一日における観光箇所は少ない方が良い思っており、かつ長期の旅行のため体力面を気にしていたので13:30くらいに「疲れちゃったから昼飯食ってホテルに戻してもらってもいい??」とかなり申し訳なさげに言うと、ソヌーは「why not?」と全然OKしてくれた。本当にありがたい。

そんなこんなで今は15時にホテルにいる。今日の観光は終わった。今日はこれ以上何もやることがない。最高である。ソヌーとの最後の夜なのでビールでも飲もうぜと言っている。これも楽しみでならない。ホテルの上に屋上席があるのだ。わくわく。



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