ついにバラナシの滞在が明日で終わる。つまり明日は移動日だ。移動はミスが怖いのでいつも通り注意すべき箇所を列挙してできる限りサプライズに備えようと思う。
まずは宿からバラナシ空港への移動。ここが最難関だ。なぜなら空港関係は基本スタッフが優秀かつシステム化されてる一方、インドの街はカオスだからだ。Uberで移動予定だが、結局まだ一回もUberを使ったことがないので怖い。
ちなみに今日はあっくんが帰国する日だった。会って3日間だけだが、あっくんは友だ。最後に別れの挨拶をしにいった。お互い日本でも住んでる場所が近かったので日本でも飲みに行こうぜと話した。
その挨拶で感動の別れ、となるのが普通だが、聞くところによるとあっくんは今からUberで空港に行くという。
「ちょっとピックアップされるとこまで付いてって色々教えてもらっても良い…？？」
「良いですよ笑」
最後まであっくんに頼りまくることになった。バラナシで拾いやすい道、3回に1回くらいしか拾えないからそういう心構えで、番号と現在地が画面に出るので道路をよく見ておくこと、などしっかり理解した。加えて、弱いものの電波がちゃんと入ることも確認。おそらく大丈夫であろう…という感覚は得られた。本当にあっくんには頭が上がらない。
バラナシ空港に着いてしまえばあとは難易度は高くない。デリー空港に飛び、その後イスタンブール空港に飛ぶ。
ただ一つあるとすれば待ち時間が長いことだ。デリー空港で8時間待機する。加えて、実はバラナシ空港発の便も21時発と遅い。そしてもうバラナシでやりたいこともあまりなく、実際今日もカフェ行っては昼寝しに宿に戻り、お腹がすけば同じカフェに行き、また宿に戻って筋トレや日記を書いて、ちょっとだけヨガを習いにいくという昨日とほぼ同じ一日を過ごしていた。
なので明日の暇時間をどうやって潰そうかは少し難しい。充電スペースが確保できれば、禁じ手にしていたアマプラ入って絶賛放映中の推しの子を追うという奥義を使う可能性もある。今どこまで行ってるんだろう。
ちなみにいくら時間があってもデリー空港の外には絶対に出ないと決めている。デリーの街に出ることを考えただけで普通に気分が悪くなる。これは譲らない。絶対にだ。
無事デリー発の便に乗れたら、ついに夢のイスタンブールだ。インドを経験した直後なので、イスタンブールの（色んな意味での）美しさに泣くかもしれない。本当にに本当に楽しみだ。バラナシはたしかに素晴らしかったが、インドを早く出たいと思っていた気持ちは変わらない。イスタンブール、ああイスタンブール。
イスタンブール空港から宿までの移動も思ったより大変そうだったけど、昼着だしデリーじゃねえしで一旦油断して明日考える。
