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【7/26②】飛行機から見るヒマラヤ山脈

旅行
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目を開けると広大な山脈がどこまでもどこまでも広がっていた。

今回のフライトは席に液晶画面が付いているので、現在のおおよその位置が分かる。

見るとヒマラヤ山脈の1番西端のエリア上空を飛んでいるようだった。ここもまだヒマラヤ山脈に含まれるのかどうか分からないが、「ヒマラヤ山脈を飛行機から見た」と言いたいので調べないでそうだと思い込んでおくことにする。

実は山が好きで、年に1,2回ほど友人と登ったりする。一昨年に登った唐松岳からの景色がとても印象に残っている。

話は少し逸れるが、ヨガの先生から「ヨガの最中は、何でもいいが、自然に存在するものが君にエネルギーを送っていることを想像しろ。君は何が好きだ?ガンジス川か?海か?山か?」と聞かれて、ガンジス川って言わないのはちょっと申し訳ないかなという配慮が頭をよぎりつつ、「山!」と即答した。

 

飛行機からの山脈の景色に、目が釘付けになった。こんな景色は見たことがなかった。標高32,000フィートとある。mへの換算方法を知らないがおそらくとっても高い。そんな高さから見ても、地平線すべてが山だったのだ。果ては空の青にごちゃっと溶けている。

学校で地理を勉強した時の記憶が正しければ、この辺りの山脈はユーラシア大陸にインドが衝突してできたはずだったと思う。でかいものとでかいものがぶつかっているから、エベレストみたいな大きな山がたくさんあるヒマラヤ山脈ができた、という理解を持っている。

窓から広大な山脈を見ていることと、そんなプレートテクトニクス的な地球規模の動きへの想像が重なり、月並みだが「地球って大きいんだな」と肌で感じた。

思わぬ見た良いものは印象深い。眠くてずっと目を閉じていたので、目を開けてくれた自分の第六感に感謝したい。

時間は11時。イスタンブールまではまだ5時間弱ある。やはり地球は大きい。



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