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【7/26④】開始10分でイスタンブールが大好きになる初日

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イスタンブールのことを「インドのご褒美」と呼ばせていただこう。インドを少々ディスりつつ、イスタンブールを上げるニュアンスを込めた。

 

インド初日からずっと待ち侘びていたイスタンブールについに到着した。

少し生き方の話をすると、「期待をしない」をモットーに生きている。期待をすると、実際の結果がそれ以下だった時のダメージが大きいからだ。しかしインドという過酷な環境にあって、イスタンブールは期待せざるを得なかった。イスタンブールという楽園が待っているからこそ耐えられた節がある。

 

そんな「期待」というディスアドバンテージをイスタンブールは一瞬で乗り越えた。「期待」は、結果がそれを下回るとダメージが大きいが、逆にその期待を上回ると嬉しさが数倍という諸刃の剣だと気付いた。珍しく諸刃の剣を上手く使えた回だった。

 

まず、イスタンブール空港の両替のお兄さんとのやりとりが良かった。なんて言うか、適度にフランクに話が弾み、かと言って近づきすぎない絶妙な距離感で心地よかった。ちなみにインドは何でも近すぎた。

 

空港の外に出ても感動があった。涼しいのである。気温は高いはずだが、湿度が低いからか日陰は風が心地よく、「半袖しか持ってきてないけど大丈夫かな」と心配になる程だった。ビバ地中海性気候。

メトロを使って市街を目指す。高速直通バスという選択肢もあったが、安さと、そして何より「まぁ中国インドを経験してるんでね、現地民も使うような公共交通機関も使いこなしてみせますよ」と、旅慣れし始めたことを証明したいちっちゃなプライドのため、メトロにした。分かりやすく非常に快適だったので、旅慣れもくそもなかった。

 

市街近くの駅に着いた。朝からほとんど何も食べてなかった。空港で買うこともできたが、「ケバブを…ケバブを食べるんだ…!」という強い意志のもと、ケバブ屋さんまでは何も食べまいとしていた。

駅のすぐ近くに念願のケバブ屋さんを発見し、直行した。ケバブなのかよく分からないが、肉がナンっぽいやつに巻かれたロールを注文する。このお店のスタッフにいちゃんも素敵で、「旅行だよね?旅行は新しいものを試すと思い出に残るよね、このドリンクがターキッシュでオススメだよ」とちょうどいいドリンクのレコメンドもしてくれた。

このケバブロールが美味いのなんのって。旅行で食べた料理堂々の1位だ。特筆すべきはこの肉、羊肉なのだ。どうやらトルコは羊肉が多いらしい。日本ではそれほど羊肉を食べないのでその新鮮さ、加えて全く臭みがなく、変な濃い味付けではない素材の味な感じが最高だった。この経験が忘れられず、以後イスタンブールでは常にケバブを探すだけのbotに化してしまうのはまたの話。

まだイスタンブールについて1時間ちょっとなのにこの満足度。宿までの移動で泣きそうになっていたインドとは次元が違う。満喫するぞ〜。



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