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【7/27②】本物のバックパッカー、トビー

旅行
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ホステルの同室で、トビーと話した。

昨日も行ったお店で夕飯を終えて宿に帰ってごろごろしていると、同室の男が帰ってきて話しかけてくれた。

名前はトビー。これからドイツに行くんだという話をすると、トビーはドイツ出身、しかもミュンヘンに行く予定だというと、トビーはミュンヘン出身という。

 

おすすめを教えてやるから、シャワーを浴びたら宿の前のテラス来て!と言ってくれた。シャワーを浴びる直前だったので、ずっとパン1でトビーと話していたのだ。

 

シャワーを浴び終わりテラスに行くと、トビーはイスタンブールの夜風を浴びながらアコギを弾いていた。スナフキンを思った。

トビーはおそらくバックパッカーのプロフェッショナルだ。

まず土地の知識がすごい。東欧に興味があるというと、残日数はどのくらいかという条件を聞き出し、こういうルートで回ると効率的だとかを、自分が行った時の写真を見せながら提案してくれた。その提案も素晴らしく、興味がなかったブルガリアなどの国も行きたくなってしまった。

加えてトビーは金銭感覚が凄まじい。どのくらいかかるか、という様々な料金がノータイムで出てくる。異常な記憶力だ。この国は安い、食事は◯ドルで、宿は◯ドルだ、円換算するとこの値段だと、スマホのアプリを使って円換算までしてくれた。ヨーロッパ内部の移動はバスが最安なのでおすすめ、このアプリを入れろなど本当にありがたい。

それ以外にも、ワーホリのような形でノルウェーの農場に3週間ほどほぼ無料で滞在した話や、ミュンヘンからイスタンブールまでバスで24時間かけて移動した話、これから数カ国を回りながら日本に行くので、日本のおすすめを教えてくれなど色んな話をした。

奈良を勧めたが奈良を知らなかったのが印象に残った。奈良はググったりしたらすぐ出るかなと思っていた。なんとなく、トビーはウェブとかで調べるよりもこうやって人に聞くようにしてるんだろうなと感じだ。それもいいなと思った。

話していると、同室の韓国青年もやってきた。聞くと高校生で、来年からシンガポールの大学に行くという。英語が異常に上手く、シンガポールの大学に行くなんて多分超絶エリートなんだろうなと思った。英語弱者でごめんなさいと、私は小さくなっていた。

これからビールでも飲みに行かない?とトビーは誘ってくれたが、もう眠かったので「ちょっと、寝るぜごめん」とお断りしてしまった。行けばよかったな、と結構反省しているので、今日の夜再チャレンジしたい。夕方くらいに宿に帰ったら、いつも閉めているベッドのカーテンを全開にして、トビーが帰ってきたらところを捕まえるという戦略をちゃんと朝に立てた。頑張るぞ。

最後寝る前に、トビーは一緒に写真を撮ってくれた。「ちょっと待ってて、面白いもの持ってくるから」と言って、部屋から何やら手のひらサイズのデバイスを持ってきた。「見てて!」というと、今撮った写真がレシートのようにその場で印刷され、それをくれた。なんて粋なはからい…!と最後までプロバックパッカー、トビーのホスピタリティに感動しっぱなしな夜だった。

 



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