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【7/30①】市内散策中に感じたジャーマニー

旅行
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ミュンヘンでは叔母さんの家に居候している。寝る場所だけでなく、ご飯もいただき、円安とヨーロッパの高い物価を裏技的に回避している。

 

今日はミュンヘン市内をいとこが案内してくれることになった。火曜日なのだが、特に仕事がないので付き合ってくれるという。昨日も空港まで迎えに来てくれたのだが、まじでどういう勤務形態なんだろうか。羨ましい。

 

ミュンヘン市内には歴史的な建物や教会、美術館や公園などが多くあり、とても散歩に適している。

 

中心広場に始まり、教会に行き、公園を歩き、ホットドッグのような物を食べ、美術館に行き、この旅で1番しっかり観光した。

 

ミュンヘンは緑が多い。川も流れている。気温は高いが乾燥しているので木陰は涼しく、シートを敷いて昼寝している人もいる。のどかでとてもリラックスできる街だ。

 

観光自体はとても楽しかったのだが、いとこと歩いていて気づいた全く観光と無関係なことがある。

体力がすごいのだ。

そもそも歩くスピードが早い。加えてどれだけ長く歩いても全く疲れる気配を見せない。市内のかなりのスポットを連れてってくれたのだが、後半はもはや意識が朦朧としていた。日本の社会人の方では相当体力があると自負している私でも、「普通に疲れたのでカフェで休ませて」と懇願した。

いとこは日本人の叔母さんとドイツ人の夫さんのハーフだ。やはりジャーマンは強靭なのだろうかと、夜帰ってから叔母さんにそのことについて聞いてみたら、やはり「おかしいくらい体力があって困る」と言っていた。

普通に散歩と言って2時間歩く、駐車場のエリアは気にせず空いてたら入り口から遠かろうが車を止める、寒さにも強く冬場に突然凍った池の上で向こうの祖父母含めフリスビーを始めて「何だこの時間は」と思った、などドイツ人、強靭エピソードをたくさん語ってくれた。

叔母さんとともに「俺たちが悪いわけじゃない。向こうがすごすぎるだけ」と結論づけることにした。

話はさらに、叔母さんがドイツに住んで感じた国民性の違いに広がった。(あくまで一人の意見なので深く考えずかるーく読んでほしい)

話の中で印象に残ったドイツ人の特徴は「ケチ」という点だ。

確かに昼の市内散策でも、いとこは水筒を持参して、飲み終わるとトイレの洗面台の水を汲んでいた。飲めるの?と聞くと「日本のより美味いぜ」と言っていたので、飲んでみたら美味かったので真似した。

叔母さんによれば、ケチなドイツの中でも、夫さんの出身は際立ってケチらしい。

その血をいとこはしっかり受け継いでいるから、市内散策中も「無料で見られるものは全部見ようぜ」と言い、美術館に行くと言ったら「美術館まで案内するよ!俺は帰るけどな」と帰っていったのだろう。いとこが叔母さんに「城を案内してやれ」と言われていた時、「あの城広いから外から見ても色々楽しめるよね」とやんわり入場料払いたくないアピールをしていたのが印象的だった。何にせよ、ケチな自分とは相性がとても良い。油断すると高くなる昼飯も、3ユーロのうまいソーセージサンドを美味しく頂けた。

 

ちなみにじゃあドイツ人は何にお金を使うかというと、家、車、家具などが多いという。それも買い替えはあまりせず、良い物を買って補修したりして長く使うとのこと。エコで良い。

初日の入国審査の厳しさで感じた「ルール主義」、そして二日目の従兄弟との市内散策で感じた「フィジカル」、そして「ケチさ」。偏見に満ち溢れたドイツ人像が見事に形成された。



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