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【8/3①】街とビールとジャズライブ

旅行
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ニュルンベルクに一泊し、朝一でバンベルクという街に移動した。

バンベルクは旧市街全体が世界遺産に登録されている。「街並み」が素晴らしいことで有名らしい。具体的にこれが見たいというのはなかったのだが、ドイツの古き良き街並みを見てみたいと思い行くことを決めた。

 

街並みは良かった。正直前日に行ったニュルンベルクもとても綺麗だったので、めちゃくちゃインパクトがあったかというとそうでもないのだが、バンベルクの方が人が少なく静かでこじんまりした雰囲気があり、こちらの方が好きだった。

教会、可愛らしい家々、川、お花、いい感じの彫刻。

一通り歩いたが、時間はまだ11時。何かないかなと改めて調べてみると、あるではないか、地元ビールが。昨日も飲んだが今日も飲んじゃおう。

ここが老舗らしい。Märzenという名前のビールで、燻製樽を使っているのが特徴とのこと。飲んでみるとたしかに燻製の味(?)がして美味しい。

 

この写真を撮ったあと、スタッフさんが来てここには座っちゃダメと言われて部屋を追い出された。英語がよく分からず、ダメな理由が理解できなかった。が、追い出された先の小さいビアガーデンみたいな場所で、木陰のベンチで飲むビールは最高だった。

 

無事ほろ酔い状態になりつつもバンベルク最後の予定の場所へ行く。

全く偶然なのだが、無料の野外ジャズライブをやっているらしいと叔母さんが教えてくれた。昨年BLUE GIANTを映画で観て漫画で読んでジャズに興味が出ていたので、とても良いタイミングだった。

 

ステージ自体はミニサイズだったが、パラソル席やリラックスチェアゾーンなどもあり、客エリアは広々としていた。

 

聞いていて思ったのは、「ジャズライブもSASUKEだ」ということだ。

ジャズライブとSASUKEの共通点の一番大きなところは、「大人が本気になって、お金とは無関係なステージで輝いている」点だ。フィギュアスケートも近い。それぞれが各自の本番に向けてただ努力し、その本番で力を発揮する姿はとても良い。

 

ジャズライブでの各楽器のソロのシーン、そしてそれを聞いた後の観客の盛り上がり、それに会釈する奏者という流れを見た時は涙が出そうになった。

これはOBGが本番で久々にダブルを降りる姿や、パルクール佐藤惇が別班の動きで1stを華麗にクリアしたシーンに重なる。素晴らしいパフォーマンスをし、本人が沸き、それを見た観客も沸く。人生の歓びここにあり、という感じがたまらない。ウイスキーが飲みたい。

加えてもう一つ語らせてほしい。カホンとチェロの奏者が「白髪おじちゃん」なのも個人的にツボだった。競技年齢的に、ここはSASUKEには見られにくい特徴だ。

白髪で余裕を見せながら楽器を演奏する姿はとてもカッコよく映った。こんな老後を送りたい。白髪になったらカフェでもやりたいかと思っていたのだが、そこに加えて小さなジャズライブのエリアも作っちゃってたまにマスターも演奏しちゃって、さらに税務とか会計とかの相談もできる、そんな事務所兼カフェのようなものを作れたら最高だなと、夢を増築した。

ライブを1時間ほど聞いて帰った。良いバンベルク観光をできた。



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