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【8/6①】ウィーン街歩きで感じるハプスブルク家

旅行
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ウィーンはすごい。何がすごいって、どこを歩いても豪華だ。豪華の物量が凄まじい。

どのくらいすごいかと言うと、目的地になかなか着かないのだ。

あそこの建物キレイ!あ、あっちも綺麗!ちょっと見える向こうの教会も良さそう!ああ小物屋さんのセンスも好きー、という感じで蛇行に蛇行が重なっていく。

 

予定より1時間遅れで目的のカフェに到着した。ウィーンで朝カフェである。わくわく。

 

しかもこのお店、ウィーン行きの電車の中で隣だったウィーン紳士のおじちゃんに教えてもらった由緒あるカフェだ。ちなみにチケットを買えてなかったことが電車内で発覚し、オロオロしていたところこのウィーン紳士おじちゃんに助けても頂いた。紳士への憧れが増した。

カフェの名前はcafe central。Googleマップによると、フロイトやトロツキーも贔屓にしていたらしく、珍しく行列ができていた。

ただ東京で鍛えた行列待機スキルは伊達ではない。20分ほど待って入店したが、この程度はnotingだ。

ブレークファストメニューなどもあったが少々値が張ったので断念。代わりにクロワッサンとスペシャルコーヒーを頼んだ。

スペシャルコーヒーはエスプレッソにアップルリキュールが入った、このカフェオリジナルのものらしい。素敵なカフェで朝から少し酔うのは堪らない。

少し腰を下ろせたので、これほどすごい街がどうして生まれたのかと考えた。その時いとこファミリーがしきりに「ハプスブルク家興味ある?」「ハプスブルク家は〜」と、ハプスブルク家について話していたことを思い出した。

ハプスブルク家は貴族の一つくらいの理解しかなかったので調べてみると、普通に神聖ローマ帝国の皇帝を500年以上(断続的にではあるが)歴任していた。神聖ローマ帝国といえばほぼヨーロッパであり、その皇帝を500年もやったらそりゃもうヨーロッパそのものと言っていいくらいすごい(雑の極み)。

こういうちょっとした調べ物をする時のWikipediaは楽しい。

「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」という言葉が残るように婚姻によって所領を増やしていった話や、婚姻による所領の流失にも敏感で、叔父と姪いとこ同士という血族結婚を数多く重ね、一族外に所領が継承される事態を防ごうとした話、その結果17世紀頃には誕生した子供の多くが障害を持っていたり、幼くして死亡するという事態が起こった話、政略結婚が多かったものの夫婦仲は円満で子宝に恵まれたケースが多い話など、色々興味深かった。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハプスブルク家

ハプスブルク家の歴史はほぼヨーロッパな印象を受けたので、詳しくなれば世界史の理解度がコスパ良く上がるかも、と思った。こういうコスパを考えがちなところがちょっと俗である。ウィーン滞在中に軽い本でも読もうかと思った。実行可能性は35%といったところ。

アルコール入りコーヒーも飲み終えて、気分が良い。楽しみにしていた美術館に向かう〜。



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