ドイツで最も良かったなと思うのは、やはりいとこファミリーの家で1週間生活できたことだ。
ホームステイのようなことをしたことが無かったので、「他の家族」の家にしばらく泊まるという経験が初めてだった。
家ごとに、色んなことが全く違うと理解した。それはもちろん家の間取りから、ルールから、子育ての方針など様々なことに言える。
こういった「相対化」をしたくて海外旅行に出た、というのが大きい。日本を知るために、日本以外を知らないと、と思ったのだ。これと同じことが、図らずも「家族」という次元でも感じられた。
良かったことはそれ以外にもある。
叔母さんとの話の中で、自分の両親の話にもなり、なかなか日本では聞けない話が聞けた。その中には自分が赤ちゃんの時の話もあった。
夏休みのいとこと小学生みたいに遊ぶという経験も尊かった。おじさんとヨットに乗ったのも思い出深い。
ふわっとしているが、ここで日記自体は終えたい。ふわっとしていたとしても、どうしても書き残しておきたいことがあるのだ。ドイツでのいとこファミリーでの時間は、これだった。