ナチス関連の映画と本を朝から浴びたことで朝からダメージを負ったが、午後にある人物との通話によってかなりメンタルが回復した。
プライバシー保護のため、その人物をoz君とする。大学の後輩だ。
お互い特に何かイベントがあったわけではないが、だらだら1時間くらい近況を話していた。だらだらトークの回復効果は高い。
ほぼ中身ゼロの会話で細かい内容は話したそばから忘れていくのだが、特に印象に残った話を二つだけ共有したい。
一つ目は「腰痛時のくしゃみの最適解」の話だ。
この日記をoz君は読んでくれているようで(本当に感謝)、話は以前書いた腰痛対策の話になった。
その日記では「腰痛時にくしゃみをする場合は、腰をしっかり押さえてすべき」ということを書いた。oz君によると、さらに最適な方法があるらしい。
「本当にひどい腰痛の時のくしゃみは、四つん這いになって静かにくしゃみを放つ」
と良いとのことらしい。
こういうことだろうか。
折りしもナチス関連の映画と本で気分が沈んでいた私を、このマヌケなイメージ図がかなり引き揚げてくれた。
二つ目の話はちょっと真面目だ。
「まだ一日3人に聞くやつやってますか?」
とoz君に聞かれた。
最初は何のことかピンと来なかった。ただ話を聞いているうちに徐々に思い出してきた。旅の初め、それこそ1カ国目の中国に行く前に立てた目標だった。
すっかり忘れていた。が、改めて最近を思い返してみると、3人くらいには聞いている気がした。
「すごいですね、自然にできるようになってるってことですね」
たしかにそうかもしれない。言われるまで気づかなかった。
聞くのが結局一番早かったり、コミュニケーションの機会にもなる。何だったら最近はもはや、「聞かれた相手も人助けができて嬉しいだろう」という倒錯した上から目線すらある。人に聞くハードルがかなり低くなっていたことに気がついた。
できることが増えると嬉しい。こんな感じで、できるようになっているけど、自分で気づけてないことってあるのかもしれないなと思った。
他者の成長に気づいて伝えてあげられる、そんなことを自然とできるようになりたい。
気づいていなかったことを気づかせてくれたoz君には帰国後家系ラーメンを奢ってあげたい。