フィンランドと言ったらムーミンだ。
ムーミンは昔一回だけ初期作品「ムーミン谷の彗星」(名前がうろ覚え)を読んだことがあった。戯れに読書メモを振り返ってみよう。何が印象に残っているだろう。
と思ったらメモが残ってなかった。なんやねん。メモを残し始める前に読んだのかもしれない。メモがないと濡れたアンパンマン状態で、記憶がひ弱い。挿絵が意外と怖かった記憶しかない。
しかし原作を読んでいるか否かに関わらず、ムーミンを愛らしいと想う気持ちは変わらない。しかもヘルシンキにいると店に入る度にムーミンが目に入る。何回も見ると好きになるという心理学的な効果があった気がする。
もともと特に思い入れがなかったのにどんどんムーミン!ムーミン!ああムーミン!となる。
ムーミン自体は当然愛くるしいのだが、個人的にはスナフキンも大好きだ。彼はたしかさすらいの旅人だったと思う。バックパック中の身なので、とても親近感があるのだ。
スナフキンと言えば、実はちびまる子ちゃんにも「スナフキン」の名前が出ることをご存知だろうか。まる子の教室で、女子vs男子の喧嘩が勃発したシーンで、1人中立に平和主義を訴える花輪くんに対し、学級委員長の丸尾くんが言うセリフだ。
私のツボであるスナフキンに例えられるということからもわかるように、花輪くんも私のツボだ。あのちょうどいい、かわいげのあるキザさは見習いたい。
脱線を戻して、ヘルシンキとムーミンの話をしたい。ムーミングッズを欲しいと思った。しかし私はケチな会計士、できるだけ安い店で買おうと様々な店の値段をチェックした。これはインドで身についた技である。
チェック結果を共有するので、ぜひ参考にして欲しい。(なお記憶が曖昧なので信憑性はゼロに近い)
<ムーミン靴下の値段>
ヘルシンキ中央駅近くの公式ムーミンショップ=ヘルシンキ空港>>スオメンリンナ要塞のお土産屋さん>>タリン行きのフェリー内のお土産屋さん
ヘルシンキ中央駅近くが16ユーロで、そこから各段階2ユーロずつ低かった。
旅を経て金額への記憶力が上がった気がして喜んだが、これはケチ度が増したことを意味するのかもしれない。良いのか悪いのか。
ちなみにムーミンは怪訝な顔が可愛い。