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【8/30③】8/31にこの下書きを清書している俺「最近こんなことばっか考えてません?」

旅行
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この旅ではよく美術館の中盤にある椅子で2〜30分ほど休んでいる。今まではあまりそういうことはしなかった。なのでこの時間にはとても余裕や自由を感じる。

 

終わりに近づいているので最近はよくこの旅全体を振り返ることが増えた。

改めて振り返って、これほど自由な時間はない。こんなベンチにずっと座ってられることはない。仕事も、お金も、時間も、人間関係からも。今は全てから遠い位置にいる。最も束縛のない時間。

同時に、これほど長時間自分と話した時間もない。話し相手は基本的に自分しかいないので、この日記も然り、人生で一番濃密に自分としゃべっていた。

この日のベンチで感じた「自由」について自分と話した結果たどり着いたのは、「今後は血眼になって自由を求める強迫観念のようなものからは解放されそう」ということだ。

何を言っているか分からないと思う。もう少しちゃんと言葉を尽くしたい。

この旅で全般的に感じたのは、「一度経験すると慣れる」ということだ。直感的には良くないことのように感じるが、これを良い意味で捉えたい。

良い意味で捉えようとするとこれは、「そのことに執着しなくなる」、「適度な距離感で向き合える」ようになっていると考えた。病的とも言える熱が少し冷め、冷静にそれを眺められるようになってくる。この地平に来て初めて、余裕が生まれる。

今回感じた「自由」で考えてみる。今回の自由は疑いもなく最高峰の自由だ。自由を経験していないと、そのまだ見ぬ価値を過大評価しがちだと思う。しかし今回最高峰を味わえたので、「まあこのくらいか」という感覚を持てるようになった。

もう少し身近に考える。「仕事辞めたい!」と考える。誰もが一度は思うことだろう。今回はこれを実際にやってみたということだ。そして自由を堪能した。堪能しつつ、「まあこのくらいか」という感覚を得た。

この感覚を得ると、例えば仕事の例だと不思議なことに、「まあじゃあ次は働いてやってもいいかな」と思えるようになる。もっというと仕事も前職で一旦やり切ったつもりでいるので、仕事に対しても自由と同様に「まあこのくらいか」という適度な距離感がなんとなくある。仕事に対しても休みに対して、ちょうど良い地点で動けるようになる気がしている(といいつつ数ヶ月後「仕事辞めてえ!」となっている可能性は全然ある)。

経験すると慣れるが、その慣れは「ちょうどいい距離感」を生み、そこからさらに余裕が生まれる。

大事なのはここで生まれた余裕をどう使うかだ。持て余すのではなく、またべつのことをするためのエネルギーとして投資していきたい。自分の場合次は何になるのか、模索中だ。



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