ニューヨークに1週間滞在している。物価が高いので朝お夜は基本自炊生活だ。
自炊はするものの、レベルのカスさを自覚している。
満を持してそんなカス自炊料理を紹介したい。
まずは初日に作り溜めた、鶏胸肉とパプリカを大量に茹でたもの。
鶏胸肉は3つの塊で1200円くらい。パプリカは4つで800円くらい。
こいつらに塩をつけて食う。
妻の下宿先に元からガーリックパウダーやブラックペッパーがあって試したがが、結局塩が1番という結論に至った。
自炊当初は野菜をレンチン蒸ししていたのだが、ちょっとべちゃリティが高く好みに合わなかったので、いつからか茹でるようになった。
きんにくんリスペクトで本当はブロッコリーが良かったのだが、高かった。パプリカはだいたい日本と同じくらいの金額で、かつ栄養もありそうだから選んだ。(過激派なので、栄養少ない野菜は“意味がない”と思っている。パプリカにどれだけの栄養があるかは知らない。)あと見た目がキレイ。
妻はレタスとミニトマトを装備していた。これだけで皿のプロポーションが全然違う。
なお、朝はこれにバナナが追加される。バナナはニューヨークでも安い。中南米が近いからだろうか。常に人類の味方をしてくれるのはバナナだけ。
2日目には韓国スーパーで安く豚バラをゲットした。しかも調理済み。この点、“調理済み肉”という発想がアメリカには少なくて困っていた。鉄板技、「焼くだけ」が使えない。
鶏胸肉がきれだしたころ、この豚バラを使った。
量が多いので小分け冷凍で寿命を伸ばす。
ちなみに備え付けだったサランラップが使いずらすぎて、クレラップへの信仰に目覚めた。
3日目の朝は目玉焼きを。試食用に豚バラも。写真だけ見ると、最も料理っぽい。これで。
日本だとチートアイテム、クックパーを使って「張り付かない」「洗い不要」の効果をフライパンに付与した状態で目玉焼きを作っていたが、ここにそんなものはなく、黄身がかたまらなくて悲しかった。
しかしクックパーレスの目玉焼きが想像以上に面倒だったので、2日目はレンチン温泉卵にした。
ご飯画像としては大変レベルが低いがこの料理は優れもので、器に生卵を割って水を入れて1分レンチンするだけで完成する。麺つゆ投入でレベルがもう1段階進化する。目玉焼きより黄身に火が通っているのでこれでいい。
料理は簡単がモットー。妻が毎日同じもの食べられる系の人類で助かっている。