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前回までのあらすじ
<3rdシーズン「この土地いいのでは?動き出す物語」>
行け!n丁目!キミに決めた!
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契約の準備が進んでいく。
購入意思が固まった旨を、不動産屋さんにお伝えした。
売主はまた別の不動産屋に仲介をお願いしている。
親戚の不動産屋さんに仲介に入って頂く形だ。
このあたりの人物相関図も、シロートにはちょっと複雑だ。
・売主(土地もってる)&売主サイドの不動産屋さん
↑↓
・買主(土地ほしい俺)&買主サイドの不動産屋さん
という感じだ。
ちなみにこれ、
・売主さん(土地もってる)&売主サイドの不動産屋さん
↑↓
・買主(土地ほしい俺)
という形ももちろんあるらしい。
このケースだと、売主サイドの不動産屋さんは2倍儲かる。
売主さんからだけでなく、買主からも手数料を取れるのだ。
(ただこのケースだと、不動産屋さんが独立性を維持するのは難しそうだと思った。どっちかに肩入れしちゃいそうというか、買主の立場から、不動産屋さんを信用しきることが構造上難しい。そういう意味で、間に買主サイドの不動産屋さんに入ってもらう方が健全だと思った。)
不動産取引は、人生で一番と言っていいほどの「法律行為」である。
しっかり準備をして望むべきだ。聞いているか、過去の自分。
土地に関する質問メールをした不動産屋さんから、
「もし購入を前向きに考えるようでしたら、うちを通して購入申し込みをすれば、契約が不利にならないようにはできます」というとても頼もしいお言葉をいただき、仲介をお願いする運びとなった。
ここでいったん顔を上げて、俯瞰でシーズン3のテーマを示したい。
シーズン3のテーマは「プロってすごい」だ。
これは、契約に至るまでの準備や、契約当日の不動産屋さんの動きを見て心から思ったことである。
提案、先方とのコミュニケーション、交渉、過不足ない全般的なサポート。
そしてなにより、絶対的な安心感。
素直な感想として、かっこよかった。
ジャンルは違えど、プロとはこうあるべきで、自分もこうなりたいと思えた。
家を建てることは長く、かつ新しい経験ばかりなのでいろんな学びがある。
その中で、最も価値ある経験は何だったかと問われたら、「プロの仕事に対する感動」と答えるだろう。