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前回までのあらすじ
<3rdシーズン「この土地いいのでは?動き出す物語」>
契約の準備が完了!いざ土地契約へ!
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土地契約日当日。
この日は人生で一番「法律行為」をした。
契約場所は私サイドの不動産屋さんの事務所。
私達に加え売主さんと、売主サイドの不動産屋さんが集合し、契約手続を進めていく。
売主さんサイドとはここが初対面。名刺交換やご挨拶から始まった。
売主さんがどんな方かという問題があるが、とても良い方でほっとした。
(厳密に言うと売主さんの息子さんが代理人としていらっしゃっていたが。)
契約手続きが進んでいく。
賃貸契約でも必ず行われる重要事項説明。
今回はちゃんと事前に目を通し、ChatGPTにも色々聞きながら理解を深めた。同じ失敗は二度としないぜ。
本人確認。
ここで、いわゆる土地の権利書の現物を初めて見た。「これが地面師で有名な資料です」という話になったが、地面師未視聴だったので話についていけなかったのが反省点である。ちなみに売主さんはハマって1日で見切ったらしい。(そういう雑談ができるような和やかな雰囲気だった。)
一連の手続きでの不動産屋さんのスムーズさはすごかった。
説明のわかりやすさ、こちらの理解度に合わせた適度な省略、細かいところで言うと「これとこれコピーさせていただいてよろしいですか?」というカットインのかっこよさ。売主サイドと買主サイドの不動産屋さんはどちらもプロで、そのやり取りはトップ選手の卓球のラリーのように、見ていて気持ちよさすら感じた。
最後に押印をして契約が完了となった。
動き出してから半年、ついに土地の契約が結べた。感慨深い。
しかし、まだ感慨深さに浸るにはまだ早い。
実はこの日もう一つ契約を結ぶ必要があるのだ。
建物の建築請負契約を、今度はハウスメーカーと結ぶ。
注文住宅のケースは、土地購入と同時に建築請負契約も結ぶのだ。
(ただし、金額は確定ではない。仮の金額で結び、詳細を詰めたのち、変更契約を結んで金額が確定される。確定まで時間がかかり、その間様々な人が動くため、途中で契約破棄となると大きな損を被る。中途解約に関する定め等を規定した契約を一旦結ぶことでこのリスクに備える、という目的だ。)
土地の契約で2時間ほど。
そしてハウスメーカー事務所に移動し、またこちらも重要事項説明等で1.5時間ほど。
今日一日で土地契約と建物契約を結んだ。
総額うん千万。えらいこっちゃ。
ハードな1日だったが、無事やりきった。
無事契約が完了したことをもって、シーズン3は幕を閉じる。