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前回までのあらすじ。
間取りの大枠は決まった。
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簡単に間取りで検討したポイントを書いておきたい。
<リビングダイニングを大きくしたい>
そりゃしたいでしょ!!??相当優先度高い。
当時も今も全く疑問に思っていないが、ずっと自分の部屋がない人生だった。
なので、基本がリビング生活。必然的にリビング環境充実欲が高いのである。
(この欲はリピングの床を良いものにしたい、ダイニングテーブルをいいものにしたい、ダイニングチェアをいいものにしたいという欲望に進化していき、妻との大きな争点になっていく。)
<自分の部屋を持ってみたい!>
上述の通り、今まで自分の部屋を持ったことがなかった。
ただ注文住宅を建てるにあたって情報収集していると、必然的にインテリアへの興味が湧いてしまう。そして、必然的におしゃれな部屋を作ってみたいという欲望が生まれる。
(インテリア全般に通じるが、「調べる」のはとても危険だ。興味がなかったものに対して、興味が湧いてしまう。良いことのように思えるが、金という面で見るとそうではない。IKEAでいいと思っていたものが、MasterWallの、この机でなければ、、!となり、予算が数倍になる。しかし、さらに調べ尽くすと、一周回って「IKEAでいいな」という境地に到達することもある。すべての意思決定でここまで行くのが理想だ。どこかで書きたい。)
<リビングの窓は大きめ>
主に高さの話だ。こうすると部屋が広く見えるらしい。
ちょっと値段は上がるが、「広いリビング」の優先順位は高かったのでここは課金した。
<脱衣所と洗面室を分離>
これは妻のアイデア。
調べてみると確かに評判が良かった。あまり想像はつかなかったものの、確かに洗面室がキレイになりそうでいいなと思った。出来上がりが楽しみ。
<書斎スペース>
これも主に妻用のスペース。大きくはないが、作業場所を設けた。
本棚に囲まれたいという夢があるという。思う存分囲んでやろう。
<シュークロゼット>
玄関に入ってすぐのところの、靴のまま入れる物置だ。
こういうスペースがあるなら、キャンプ用品を集めるのも楽しそうだな~と考えている。間取りから始まる趣味、というものもあるのかもしれない。
<風呂は窓無し>
これも妻発案。ここに限らず、二人で決めていくのは大事だなーと思う。
実家のお風呂には窓があったので、最初は窓有りでもいいと思っていた。というか無しの選択肢が頭に無かった。
ただ、窓はつければつけるほど値段が高くなる。構造計算にもマイナスになる。
実家時代もあまり開けることはなかったし、そもそも実家のお風呂は2階はだったので防犯的にもリスクは高くなかった。総合的に考えて、今回は窓がない方が良い。良質な意思決定ができた。
<全体的に窓カット>
検討段階で怒涛の窓カットをした。
というか、ここはハウスメーカーがかましてくるところなので注意だ。
窓の個数は、1から自分たちで考えるのではない。
ハウスメーカーがたたき台として作ったものから、足し引きしていく(窓に限らないが)。
注意したいのが、最初のたたき台は、基本「顧客の予算目いっぱいに」作られる。
ハウスメーカーにとってこれは商売上当然だし、こっちにとっても実は精神的にはありがたい。最低限の値段とスペックで提示され、どんどん値段が上がっていくことと比べれば。
なので検討する際の基本スタンスとしては、
「予算明細をくまなくチェックし、不要なものをどんどんカット」
していくことになる。
窓は構造計算に関係し、序盤に決める必要があったので、早い段階で早々にカットしていった。
なお基本的にキッチンやお風呂なども最初はグレード高めのものが見積りに入っているので、この辺も後々の打ち合わせでのカット対象になる。