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【北米旅⑩】「ジャズ嗜んでまして」っていつか言いたい

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ニューヨークに来たからには、ジャズバーに行きたかった。

別にジャズに詳しいわけではない。BLUE GIANTを読んだくらいなので、ミーハー根性からである。恥ずかしくない。

調べると、どのジャズライブも開始が夜だった。しかし、夜だと怖い。ニューヨークは夜に外を出歩くのは危険らしいので避けたい。てか夜外歩けないって普通にどうやって生活するのって感じだ。

さらに調べると、昼にやっているジャズバーを見つけた。

 

見つけたsmallsというジャズバーでは、日曜午後2時からジャムセッションが開かれるらしい。

 

ジャムセッションについて説明しよう!(調べただけ)

普通は1組のバンドがずっと演奏するが、ジャムセッションでは「俺も混ぜてくれよ!」というように、入れ替わり立ち替わり演者が変わっていく。最初こそホストのバンドがしばらく演奏するが、1時間ほどしてからそのごちゃごちゃタイムが始まる。

 

ジャムセッションはミーハーには最適な選択肢だった。

まず、安い。
通常はチケット代だけで40ドル以上し、加えて最低20ドルの飲食が求められるが、ジャムセッションはチケット代なしで、最低1杯ドリンクを注文すればOK。1/5程度なのはでかい。

 

そして何より、色んな演者を見られるのが楽しい。ミーハーは目が肥えてないので、1バンドを何時間も見続けると疲れてしまう。演者が変わると、雰囲気が変わり、前の演者との比較で「あーこういうところが違ってくるのか〜」と気づきを得やすく、楽しい。

 

じゃあどんな気づきが得られたかというと、音楽的素養が無いので大した気づきはないのだが、「動きと表情」ってやっぱ大事だなと思った。

印象に残ったピアニストは、テンションが上がると膝が鍵盤くらいまで上がるほどダイナミックに動いていた。最も端っこの鍵盤を押す時は、なんかもう腕がダンスみたいな動きをしていた。表情も楽しそうだ。

 

ドラムも基本はリズム隊として冷静さが求められるが、97歳という驚きのおじいちゃんドラマーの、ドラムソロ時の楽しそうな笑顔はとても印象に残った。知ってる97歳で圧倒的に1番早く手が動いていた。

舞台に上がったら総力戦という感じだ。「技術だけ極めるのが1番粋」とひねくれがちな自分にとってとてもいい学びになった。

 

あとソロが終わった後に、いかにも音楽詳しそうな観客が「Yeah」って言ってるのがかっこよすぎていつか言いたいと思った。

そのためには音楽をもっと知らねばならない。吹奏楽部出身の妻の感想を聞くと、「ほぇーそんな視点が」となりまくったので、まだまだ楽しみをとりこぼしまくっている。ちゃんと勉強しよう。



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