こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
前回の記事(【フィギュアスケート部】大学でフィギュアスケートを始めるべき3つの理由)でフィギュアスケートを始めることを激推ししましたが、よく言われることが、
「でもフィギュアスケートってお金かかるでしょ…?」
です。
僕も部の新歓で何回も聞かれました。
たしかにフィギュアスケートをやるにあたって、この問題は大きいと思います。だって安くないし…
今回は包み隠さず部活としてフィギュアスケートをするのにかかる金額の相場を紹介します。
自分の中でかかるお金と、スケートを始めて得られるメリットの比較のための判断材の一つとなれば思います。
いざ入ってスケート靴を買ったけど、その後の想像以上に費用がかかりすぎて辞めてしまったとなったら靴代も勿体ないです。予め入手できる情報は入手しておきましょう。
初期費用
スケート靴 45,000円
エッジ 30,000円
スケーティングパンツ 10,000円
合計 75,000円
初期費用はやはり高いですね。上の数字は自分が実際に1年の時に購入した金額で、だいたいこのくらいの値段になってしまいます。
スケーティングパンツは少し高いですが、なんとか4年間使い続けたので元は取れたと思っています。
注意点ですが、靴1足だけでは4年間は持ちません。自分も3年生の夏に買い換えて、合計2足使いました。足が強い人などは、3足目が必要になる人も全然います。自分は絶対2足におさめてやるという強い意志を持っていたので2足で収まりました。脱線しますが、長持ちさせるコツとして
①靴下を毎回取り替えて菌の繁殖を防ぐ(効いたのか不明)
②硬い靴を選ぶ
です。4年間続けるとなると1足目は3年生前半くらいまで使えば勝ちです。少しでも出費を押さえましょう。
ただ柔らかくなった靴で練習を続けて怪我をしたら元も子もないので、ダメになり始めたらちゃんと買い換えましょう。健康が一番の節約です。
というわけで初期費用ではないですが
スケート靴(2足目) 45,000円
は後々かかりますのでご留意を。
②ランニングコスト
初期費用は誰でもかかる値段ですが、それ以外のコストは人によってバラバラです。
今回は可能な限り費用を抑えた場合にかかるパターンを想定します。
練習費用
11,600円/月
週二回の部練(1,200円/回)+交通費(片道200円)の想定です。
合宿
40,000円/回
食費・交通費等込みでも4万円超えることは少ないと思います。
学校によって違うと思いますが、年2回が一般的です。
大会出場費
7,500円/回
試合によっては部費から出るものもあるので、それほど重い負担ではないです。ここは大会によっても人によっても違うので、変動が大きいかと思います。
衣装
最低0円
部の衣装もあるので借りれば0円です。
これも人によってバラバラです。僕は最初ユニクロのシャツ+家にあったベストで2000円以下でした笑。オーダーメードとかすると5万円超えとか。自作する人も結構います。
遠征費
60,000円
国公立大会やインカレなどの大きな試合は地方で何泊かすることがあり、それを想定した費用です。
3泊4日+交通費+食費等想定です。かなり大雑把。まあ遠征試合なんて半分旅行みたいな所あるので純粋なスケート関連費とは言えないかもですが。
部費
36,000/年
学校によって全然違うと思いますが、自分の大学は四半期に9000円でした。
【年間合計】
練習費用:139,200円(11,600円*12ヶ月)
合宿費用:80,000円(40,000円*2回)
大会出場費:30,000円(7,500円*4回)
遠征費:60,000円
部費:36,000円
合計:345,200円/年(初期費用は考慮外)
月平均すると28,767円/月です。
人によって大きく違う項目もあるので一概には言えませんが、だいたいこのくらいです。月3万円弱。高いと思うか意外とそんなもんかと思うのはあなた次第ですが、バイトをすれば稼げなくはないのではないかなと思います。
もしあなたが、めちゃくちゃスケート靴やってみたいけどお金だけ不安…と思っていたら、是非参考にしてみてください。
スケート人口増やしたいという自分の立場から少しだけ。
確かに安くはないお金ですが、小さい頃から始めるよりはずっと安いです。
小さい頃からだと、成長が早いからスケート靴・衣装の買い換えスピードが速い、コーチのレッスン料などなど多分大学生以降で始めるより数倍費用がかかります。
スケートをやりたいという気持ちをずっと持っていたとしたら、費用的にも大学生以降から始めるのはいいタイミングです。是非ともご一考ください。