この旅行は観光というよりは、もはや修行のように感じている。60日間を異国で無事に生き延びる、という修行だ。
周りから見ればお金も時間もあるような悠々自適快適旅に見られていることは十分承知している。イスタンブール以降はそうなるかもしれない。
ただ現状の中国、インドではそういう気分では全くない。精神的に今まで感じたことのないような危機を複数回味わった。挫けそうになる場面も多々あったが、なんとかインド日程の折り返しまで生き延びた。
今後の自戒もこめて、どのようにメンタルをキープしているかを書き残しておきたい。
①カレンダーに×をつけていく
楽しい旅行でやることは決してないだろう。もはや無人島サバイバルだ。毎朝これをやることが本当に楽しい。
②早寝自然起き
睡眠が最も大事だ。できるだけ早く宿に戻り、できるだけ早く寝る。そして目覚ましはかけずに自然に起きる。
③日本でしていた日課をやる
読書、SASUKE用の腕立て伏せ、体感などをやっている。これがかなり効く。旅は基本は非日常なので自分のリズムを作りにくい。その中で、日本でもやっていたことを義務的に取り入れると、自分を取り戻せる。
少し横道だが、昨日久々に腕立て伏せを100回できた。やってる最中、「100回いくかどうかがこの旅の成否を占う」というロック・リーのトレーニングみたいな思考になり、追い込まれた。しかもこの時ランダム再生で流していた曲が『地上の星』。テンポ的に腕立てにちょうど良かったという話は置いといて、壮大な事業に立ち向かっている気分を味わいながら、なんとか100回を達成した。達成したあとの「俺は俺だ」といつ謎の自己肯定感の高まりが気持ちよかった。
④日記を書くこと
いうまでもなく、これである。自分との会話は常にやっていきたい。
⑤家族や友達とのLINE
人の繋がりのありがたさを感じる。たまに通話もすると本当に元気になる。喋ってくれるみなさんには本当に感謝。
今後もこれらを駆使していきたい。