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【7/25①】民族音楽を聞きながらインドを振り返る

旅行
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朝6時半、アッシーガートというところにいる。

早朝からインド民族音楽の野外コンサート、朝ヨガ会(いずれも無料)があると聞き、30分歩いてここに来た。本当はガンジス川から昇る朝日も合わせて見たかったのだが、天候に恵まれず曇り。朝日は次回としたい。

 

もう一つここに来た理由がある。おいしいアップルパイ屋さんがあるらしいのだ。むしろこれが一番の理由かもしれない。

朝日も合わせて見に来たので5時に出発した。ちょっと寝坊したのですぐ宿を出たが、途中でお腹が痛くなって10分くらいの道を一旦宿に戻った。トイレは最優先事項と決めていたので迷いは一瞬だった。英断だったと思う、どうせ朝日見られないし。

アッシーガートに着くとコンサートがすでに行われていた。ボーカルと、鍵盤系の楽器と、打楽器系の楽器のスリーピースを、階段に座って聞いている。

 

張り切って早く来すぎてしまった。アップルパイ屋さんは7時半開店で、今は6時。この蒸し暑い中、コンサートやヨガの見学を1時間半もできるものか…?と悩んだが、まあ今日インド最後だし!と覚悟を決めた。時間(アップルパイ屋さん開店の)までは暇なので、軽くインドを振り返ろうと思う。

インドはどうだったか。まずこのくらいのあいまいな問いから始めたい。パッと出る感想を列挙しよう。綺麗ではない、人がとっても面倒、蒸し暑い、疲れる、ノンスパイスって言ってるのに辛い…素直にこの辺りだ。明らかにプラスの感想ではない。

 

ではインドに行って良かったと思うことは何か。これは人との出会いが印象的だったことに尽きる。

ニューデリーに圧倒されて泣きかけていたところキールタンがたくさん話を聞いてくれた。

キールタンの紹介でコリアンはまじと銀魂のオープニングを歌った。

コリアンはまじの紹介でロヒに会い無事ニューデリーから脱出した。

インドのザ名所をソヌーのドライブで案内してもらった、最終日に詐欺られそうになった。

バラナシであっくんに会った。キールタンにも奇跡の再会をした。バニーカフェのオーナーさんとはたくさん雑談した。

人との出会いの印象の強さは、明らかに最初の問いの答えとハイライトを成している。つまり、他がキツすぎたからこそ、人との出会いが特に思い出深いものになっている。

 

マイナス要素があってプラス要素が光るというのは何にでも言えると思うが、それが国レベルで強烈に感じられるのがインドの特徴なんだと感じた。

最後に、インドにまた行きたいと思うか、と自分に問うてみる。Noである。



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