かなり飛行機が遅延している。この旅初めての遅延であり、やはりインドは最後まで侮れない。
遅延は最初のバラナシ空港から始まっていた。Uberの初利用に成功して無事空港に到着でき、「また一つ賢くなってしまった…」と喜んでいたところ、フライトが2時間遅延していた。
バラナシの次の空港であるデリー空港で8時間の待ちがあったのでここで吸収してくれるかと淡い期待をしていたのだが、しっかり2時間押し出される形になった。
待ち時間はひたすらラウンジで過ごした。この世で最も安全な施設である空港にある、そのまたさらに安全で最高な施設であるラウンジ。広州の空港で使用して味を占めて、今回もしっかり利用した。このチーズ入りカレーが最高で深夜にも関わらずおかわりしてしまった。
とはいえ、ついにイスタンブール行きの飛行機に乗れた。しかも今回は窓側席で嬉しい。
乗客にはちらほらインド人以外が見られる。それまで自分以外はインド人という状況だったのでどうしても心細さを感じざるを得なかったのだが、今は少し安心感がある。多様性って大事だよなぁってこんなところで思った。
フライトは7時間。現在8時半だが、時差が2.5時間あるのでイスタンブールには現地時間で13時着予定だ。
この旅は中国から入り、インド、トルコと移動していく。その度にちょっとずつ、日本との時差が広がっていく。この感覚が少し面白い。