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【8/25①】アムステルダムwalking

旅行
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宿のあるプルエルメントから、首都のアムステルダムに移動した。

アムステルダム中央駅は空港みたいに横長だ。そしてその前には海が広がっている。

日曜の朝8時ということもあり、周りは静か。朝日がとてもきれいで、ここでもまたしばらく海を眺めていた。

この旅で海が好きになった。厳密に言うと、海を「見る」のが好きになった。

海は良い。至る所にある。至る所にあるから、目の前の海を見ると、それまで見てきた海と、その海に紐づいた記憶が蘇ってくる。海は繋がっている。


といっても何時間も見入ってられない。こんなに朝早くアムステルダムに移動したのは、10時からゴッホ美術館に行くからだ。こここら徒歩40分。初めての都市なら、なんてことはない距離だ。ぱしゃぱしゃ写真を撮って、わーここきれいと思っているとすぐ着く。

「オランダは北欧だ」と旅のどこかであった人が言っていたが、その通りだと思った。街の空気や人の雰囲気はそれまで行っていた東欧よりも、北欧に近い。


アムステルダムの1番大きな特徴は、街に水路が張り巡らされているという点だ。これにより、街空間に余裕が生まれている気がする。横に広く感じるのだ。この点がウィーンやプラハと大きく違う。

 

前日にザーンセ・スカンスという風車の街に行っていた。ここでも思ったのだが、オランダは「横に広い」。ザーンセ・スカンスも、そこに行くまでの車窓から見る景色も、アムステルダム中央駅前の海も、街中も。

旅を通じて色んな意味での「広さ」がとても好きになった。空間の広さ、人の広さ、選択肢の広さ。広さ、余裕、自由といったものは関連している。

などと「広さ」よろしくぼやーっと抽象的なことを考えながら、目指していたカフェに着いた。迷わなければ美術館前に寄ろうと思っていたのだ。バスに1本素通りされる以外(手を挙げないと止まってくれない仕組みなのかと思い、次のバスで手を挙げたら止まってくれた。初見殺し)はスムーズに行けたので、30分ほどカフェで一服。

 

このカフェも空間に余裕があって心地よい。マスターも一目で分かる素敵な人だ。最初の笑顔で分かる。コーヒーを頼むと、豆の選択肢を分かりやすい英語で丁寧に教えてくれた。オスロのコーヒーで酸味系に興味が湧いていたので、酸味系か分からないが「フルーツ感が強いよ」と教えてくれたブラジルの豆を頼んだ。

おいしい。コーヒーの感想は今のところ「おいしい」しか言えない。いつかもっと言えるようになりたい。

早起きと、アムステルダムへの魅了と、適度な運動からの朝カフェコーヒーでとても気持ちが整っている。さてまた歩いて美術館を目指したい。ここから20分。



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