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【北米旅②】S君の5%

旅行
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成田から何故か真逆のソウルに行き(チケットが安かった)、
そこから10時間のフライトを経て、バンクーバーに到着した。

 

バンクーバーでの主目的はスケート部時代の親友に会う事である。
ここでは彼をS君と呼ぶ。

S君は変なやつである。これは最高にほめている。
自分の変なやつ好きは、彼から始まっている。

(旅の中でS君のパートナーさんにもあったのだが、パートナーさんをして「変な人」と言わしめていたので、これはもう公式情報だ。許してほしいS君。)

 

バンクーバーの話を脇に置いて、「変なやつ」について考えたことがある。

私が大好きな「変なやつ」は、ずっと変なわけではない。
「95%くらいは超がつくほど常識人だが、5%で狂ってる」という塩梅が最高にササる。

普段ちゃんとしているからこそ、20回に1回程度で見られる、天然の謎ムーブ、世紀の大失敗、狂気的なこだわりが光を放つ。

 

S君もまさにこれだ。彼が基本的には超常識人なのは万人が頷くだろう。

この旅でも、バンクーバーをガイドすると言って、初日から空港まで来てくれ、滞在する2日間バンクーバーの名所、名グルメなどを極めて手際よく案内してくれた。バンクーバー旅行が最高の思い出になったのは言うまでもない。

 

着いた直後1発目にパブの屋外席でビール。バンクーバーは気候が最高だ。

日本を遠く離れたバンクーバーで、妻含めかつてのスケート戦国時代の戦友と、西岸海洋性気候の爽やかな風を浴びながら飲むビール。S君よ、このホスピタリティは天下をとれる。

 

この最高のバンクーバー観光1発目から、突如、S君の”5%”が発揮された。

「ぜひみんなで歩きたい通りがある」

と言われてたどり着いたのが、
ドラッグ中毒者が歩き回っている道。
なんで??

ほろ酔い気分が吹っ飛び、緊張感に変わる。

道の左半分はもう世紀末で歩けない。歩いたら自分が聖飢魔IIになる。わずかに残された細い、フツーっぽい道を身を強めながら歩く。こんな一休さんはイヤだ。

彼曰く、「なんかツボる」らしい。
その趣向にツボる。

結果何も危険なことはなかったのでよかった。

その後、バンクーバー留学中のS君のパートナーさんと話した時
「絶対行っちゃいけない場所でしょあそこww」というテンション。

なんだったら地球の歩き方にも、
「バンクーバーで最も治安が悪いエリアのひとつ。(中略)行かないほうが無難だ。」
と書いてあった。だよねそうですよね。

 

 

結局何が言いたいかと言うと、S君は最高ということである。



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