バンクーバー&バンフと、カナダ観光を存分に満喫し、ついにニューヨークに到着した。
ニューヨーク。
世界一の街。
何が世界一か具体的に分かってないが、確実に経済的な何かで世界一な街。
ここで妻が大学院生として新たな生活を始める。
自分のことのように、フレッシュな気持ちになる。
大学1年生の4月のような気分だ。Newだ。だからNew Yorkなんだ(?)。
留学というのは本当に準備が大変そうだ。準備期間を近くで見ていたが、難易度が鬼だ。しかも今回はトランプ関連のごたごたもありてんやわんや。おつかれさんです。
ニューヨークに着いて、住む家に向かう。
家は2人用のシェアルーム。同居人の女性が家のあれこれを丁寧にレクチャーしてくれた。とてもいい方だったのでひと安心。
ここから、部屋の掃除をした。
この掃除、何か「始まる…!!」という感じがしてワクワクした。
となりのトトロの序盤、新しい家に引っ越してきたサツキとメイとお父さんが家を掃除してた記憶があるが、あんな感じだ。床をゴシゴシ掃き、家具を移動させ、持ってきた荷物を収納していく。
一人暮らしをしたことがなかったので、この掃除がとても新鮮だった。「ここから新生活が始まる!」というワクワク感、ドキドキ感。まさかアラサーで味わえるとは。自分の新生活じゃないけど。
部屋の整理が終わった後、スーパーで買い出し。
ニューヨークは物価が日本の2倍くらいあるので、おいそれと外食できない。ちなみにこのカゴでも7000円くらいした。物価という概念に怒りが湧く。
「基本自炊で頑張るぜ」という家では非料理担当だった妻の宣言。信じよう。
買い出しみたいな細かい生活準備をサポートするためにのこのこついてきた旅である。少し不安だったが、やっぱりついて来てよかった。楽しさはもちろん、一緒に過ごして初めて分かる安心感がある。
海外、かつ1人暮らしだ。本人はもちろん、見守る側も不安である。
しかし、その不安には「知らないから」という理由だけで感じていることが多い。ニューヨークという街も未知で怖かったが、実際に生活することで不安が減った。仮に不安なことがあっても滞在中に話し合えば、その不安も和らぐ。
実体験は大事。