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前回までのあらすじ。
「①間取りと構造、②インテリア、③外構」のうち、「①間取りと構造」のうち、「間取り」が決まったぜ!
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次は構造だ。
「構造計算」が新鮮だった。
(ここからもシロートが感覚と推測だけで書いたものなので注意!)
構造計算とは何か?
簡単に言うと、倒壊しないような構造になっているかを計算するのが構造計算だ。具体的な計算式は知らない。
この視点は持ってなかった。
「間取りを決める」というとシロートには俯瞰で見た平面図ばかり思い浮かぶが、立体的に考えていかなければならないらしい点が面白い。
「倒壊しない家を建てる」ということは国土の安全上きわめて重要性が高いので、法律でしっかりルールが決められている。そのため、検討のかなり序盤において、この点が問題ないか、しっかり検討していくのである。
面白いと思ったポイントは、構造計算に「関係あるか、ないか」という区分があることだ。
設計士さんと話すと、
「これは構造計算に関係ないので後で決められます」
という言葉を聞くことがある。
例えば窓は構造計算に大きく関係する。
窓より壁の方が強いので、窓が大きければ、または窓が多ければ、構造計算では不利に働く。
なので窓の大きさと場所は序盤に決める必要がある。
また、1階と2階の形も構造計算に影響する。
一番強いのは1階も2階も同じ形で、外から見た時に直方体になっているケースだ。対して、2階がせり出しているような構造だと弱い。積み木と同じなので感覚的に納得できる。
こうなってくると、雑誌などでみるような軽井沢の別荘みたいな意味不明な形で、でっかい窓ドーーンの家などの構造計算はどうなっているのだろうか、という疑問が湧いてくる。
ちなみにこの構造計算はすぐにはできない。
「いったんこれで次回までに構造計算してきますね」というように、その場で計算するのではなく、次回計算結果を持ってきてくれるスタイルだった。考慮する計算要素が多いのだろう。
こんな感じでまずは構造計算を加味した間取りが決まっていった。