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プログラム中にスピードを出すために気を付けておきたいこと

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こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。

今回のテーマは「プログラム中にスピードを出す」です。

練習では割とスピードを出せるようになったけど、プログラムになった途端に全然スピードが出なくなる、という悩みは誰しもが持つ悩みじゃないでしょうか。

今回は、
いかにスピードをつけるかという視点から、プログラム中に覚えておきたいポイントをご紹介します。

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ポイント4選

今回紹介するのは次の4点です。

①スピードを出す所とそうでない所を決めておく
②ピッチ走法ではなくストライド走法
③練習中も曲中の動きから始める
④パワー

順番に詳しく見ていきましょう。

①スピードを出す所とそうでない所を決めておく

僕含めやんちゃな男子などでよく見られるのは、
スピードを出せと言われると全ての局面でスピードを出そうとする
ことです。

ジャンプが終わった後にすぐ振り向いてフォアクロス、スリーターンも凄いスピードでチャチャっとやってしまう、などなど…

スピードは出しやすい所もある一方、出しづらい所もあります。

スピードを出しやすい所は勿論がっつり力を入れていいのですが、出しづらい所でもスピードを出そうとするのは
・頑張ってもそれほどスピードが出ない
・疲れる
・急いでいるように見える
という点で非常にマイナスです。

スピードを出しにくい箇所の例としては

・止まった状態からの1歩目、2歩目
・ジャンプ、スピン後の一歩目
・難しいステップ中

などなど。

このような局面ではスピードを出すというより
丁寧に深いエッジ、良いカーブに乗ることを意識した方が効果的です。質の高い助走となり、結果的にスピードに乗れます。

「スピードを出したいからといって全部急ごうとしてはいけない」という事は覚えておきましょう。

②ピッチ走法ではなくストライド走法

陸上用語ですが、
「ピッチ走法」とは足の回転数を増やしてスピードを出す方法で、
「ストライド走法」とは歩幅を大きくしてスピードを出す方法
です。

氷上でスピードを出せと言われた時にやってしまいがちなのは、
とにかく足を動かさなきゃと、ピッチを上げてクロスをかく
方じゃないでしょうか。

早いピッチでも一歩一歩しっかりエッジに乗って滑っていれば問題ないのですが、短い時間でしっかりエッジに乗ったり氷を押したりするのは簡単ではなく、一歩毎の質はどうしても落ちやすいです。ピッチ走法に囚われていると質の良くないクロスばかりすることになり、クロス技術も成長しにくいです。

最初はピッチを上げて足数に頼るのではなく、
一歩でより長く滑るストライド走法的な動きを意識しましょう。一歩をないがしろにしない意識。

一歩で滑れるようになったら徐々に速いピッチで滑る練習をしていけばいいと思います。最終的に曲調に合わせてクロスのピッチを変えられるようになると最高です。

 

一歩をないがしろにしない意識。(自分で言って気に入った)

 

③練習中も曲中の動きから始める

普段はスピード出るのに曲中ではスピード出せないという悩みですが、
普段の練習で曲中と同じ動きから練習してない場合は不思議なことではないでしょう。

クロスの動きで説明すると、
普段の練習で、曲中ではしないストローク等を入れてからクロスをしてスピードを出せたとしても、曲中にはその助走のストロークはないので当然練習のスピードは出せません。

「基礎としてのクロス練習」と「曲中用のクロス練習」は別物と考えましょう。

基礎練クロスは
最初に助走つけてもいいので何回も何回もクロスをかく、
という練習方法でいいですが、

曲中用のクロス練習では、
曲中と全く同じ動きからクロスを開始する
ことを徹底しましょう。曲中にないはずの助走をつけるズルは無しで。

特に、
クロス直前の動きだけでどれだけスピードが出せているかに注目しましょう。いかに少ない動きでトップスピードを出せるかが技術の見せ所です。

なので何回もクロスをかく必要はありません。クロス直前の動き+クロス1回程度をひたすら鍛えて質を高めましょう。クロス自体のスピードは基礎練習で鍛えましょう。

クロスで説明しましたが、もちろんクロスに限った話ではありません。

曲中でスピードを出したければ、曲中の動きで練習しましょう。

④パワー

力強く氷を押すというのも(疲れるし大変ですが)大事な要素です。

ググッと音がなるくらい押しましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

まとめると
スピードが出しづらいところ
→スピードを出そうとするのではなく丁寧に滑ることを意識する
スピードが出やすいところは
→①足を早く動かしすぎない
 ②普段から曲中の動きで練習する
あとパワー
です。

最初はなかなか曲中でスピードを出すのは難しいですが、慣れと意識でちょっとずつスピードを出せるようになってきます。

コツコツ自分のプログラムを育てていきましょう

 

 

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