下書きを放出する企画Vol.10
下書きを放出する企画とは?
・過去に書いたが結局投稿してなかった下書きをそのまま放出する在庫処分企画
・「そのまま」なので誤字、脱字、面白くないなどすべてが恩赦される仕組み
・そのまま放出だけではアレなので、「今、これを読んだ感想」を申し訳程度に付記
・これにより何が起きるか?俺の気分がスッキリするのだ!そんな雑な企画が許されるのか?許されるのだ!これは個人ブログだから!ここは俺の国だ!俺がルールだ!ガッハッハッ!
では放出していきましょう。
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(2024.5.26下書きより)
昼から酔っている。今、最高に気分がいい。最高である。
酔っているといっても、家でしこたま飲んだとかそういう野蛮な理由からではない。お世話になった先輩の結婚式が10時スタートだったからだ。
結婚式が大好きだ。
あんな幸せな空間はない。結婚式で飲むウイスキーは美味しすぎる。
久しぶりにこんなに酔っている。学生時代以来だろう。
しかもこんなに楽しく酔えているのは幸運だ。なかなかない。
楽しく酔えることと、ただ酔ってしまっているときの条件の違いはなんだろうか。そんなことを思う。その条件を突き止めて、常に楽しく酔えるようにハックするところが自分のセコいところである。
なんで今楽しいのだろう。
まず、昼からのんだから、こんなに酔っていてもまだ18時ということである。しかも今は家である。シェルターの如き安全性で、べらぼうに酔っている庇護感たるやたまらない。
あとシャワーも浴びたのできれいである。体がきれい。きれいは嬉しい。
それとそんなべら酔いのなかでもこうやってなぜか文章を書いている自分の真面目さが大好きである。
「酔った時に書いたらそれはそれで今までと違った味が出るのではないか」という、最近はまっている中島らもさんに強く影響されたところと、「今書いたら1本来週のノルマが浮くぜ」という、やはりセコい思考が働いている。
久しぶりにこれだけ酔ってみて、あらためて自分は酔った時に、一方で冷静な自分がいるなと気付いた。そんな自分が好きである。(なお、今本当に幸せである。これだけ自己肯定感にあふれることも珍しい。無敵な気分だ)
楽しみなのは、この文章をシラフな自分が読んだ時に何を感じるかである。そういう意味で、この文章は”トリック”が仕掛けられている。明日以降の自分、ぜひ「P.S」という形で感想を書いていただきたい。
ふふーん。楽しい気分なので結婚式を振り返ろう。
何より楽しかったのが、まあ結婚式自体が最高に楽しかったのはそうだ。自明。それを脇においたとすると、さらに楽しみを添えたのが、「久しぶりに後輩ポジションであったこと」だ。
というのも最近は引退後もスケート界に長く残留していることにより、先輩ポジションであることがほとんどな日々である。それはそれで楽しい。
一方で今回は、自分が1年生のときの4年生の結婚式であった。
1年生のときの4年生といえば最もお世話になった世代だ。結婚式はかつて1年だったときの、”あの”スケート部の雰囲気をそのまま再現したような空間で、テーブルは当時の主将世代である3年生代、新歓でこの方たちがいなかったらスケート部に入らなかったであろう2年生代、そして最年少として私達の代が呼ばれたので、久しぶりの最後輩ポジションだった。
最近は先輩ポジションをとることが増えてきたが、どちらかというと後輩ポジションが性に合っていると思っている。後輩的なポジションで、先輩に甘えるのが好きなのだ。今日はそれが本当に久しぶりにできた。20歳くらいに戻った気分で楽しかった。
いろんなコミュニティがある。
そこではちょっとずつ異なる役割を演じることになる。どこでも本当の自分である。特に自分は建前ではなく、自分を出すことを意識しているので、常にその思いは強い。でもその中でも、より気持良いポジションというものがある。今日はそれがはまっていた。だからこれだけ楽しい。
もう一つ、思いついたまま結婚式のすばらしかったことをここに書かせてほしい。
みなさまのスピーチが大変すばらしかった。
なにが素晴らしかったのかな。本心っぽさがすごいのである。やはり社会で建前というクソ文化にまみれると、この本心っぽさというものが掃き溜めのツルのように心にしみる。
皆、本当に新郎新婦への等身大の思いを語っていた。誇張も謙遜も、過度なヨイショもない。適度に新郎新婦をいじりつつ、新郎新婦への愛情に溢れてた。
再度の記載になるが、こういうスピーチ中に飲むウイスキーは至高である。これ以上はない。人生で一番うまい酒だ。今回は3杯もロックを飲んでしまったが故にこんな状態になっている。
さて書ききった。書くと記憶が強化されてもっと嬉しい。満足。サチアレ、人生。
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<今読んだ感想>
・相当酔ってんね。