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【スケート1年目】振付・踊りが苦手な人の特徴とその対策!

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こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。

今回は振付のお話です。

フィギュアスケートとはご存じのとおりジャンプとスピンだけではありません。他のスポーツと大きく違う要素こそ、「振付」「踊り」がある点です。

 

聞いてますかそこの男子!!!

 

勿論人にもよるのですが、男子は特にこの振付という要素を軽視しているor単純に苦手な人が多いように思います。

かくいう僕も超苦手でした。
「そもそもなんで人前でおどらなきゃならんのだ」と思ってたくらいです。

まあそれでもいろいろな人に教わりながらちょっとずつ改善していきました。

意識すれば踊りが苦手な人もできるようになります。むしろ元が低いので圧倒的な成長が可能です。

 

本記事では、振付ど下手だった僕が思う、
踊りが苦手な人にありがちな特徴・意識すべきポイント
をご紹介します。

・踊りの基本的な動きが分からない人
・動画で自分の演技見ると「なんだこのふざけた動きは?」ってなる人

等、振付全般よく分からないという方は是非ご覧ください。

僕も最初は踊り大嫌い人間でしたが、苦手が改善していくとどんどん楽しくなっていきました。踊りは必ず改善されるので、苦手な人もしっかり向き合いましょう。

 

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踊りが苦手な人の動きの特徴・対策

踊りが苦手マンの動きの特徴として下記のものが挙げられます。ちなみに全て僕自身の実体験です。

踊り苦手な皆さん、分かりますよねこの気持ち。

①そもそも下を見ている
②動きが直線的
③見える空間でしか腕を動かさない
④動きの速度が一定
⑤特徴的な振付の後がテキトー
⑥腕しか動かさない
⑦指先がダサい

詳しく見ていきましょう。

そもそも下を見ている

踊りが以前の問題ですが、踊り苦手マンは

・見られるのが恥ずかしい
・フィギュアスケートは他の人に見てもらう競技であることを理解してない

ために、そもそも下を見ていることが多いです。

 

観客からすれば、下しか見ないで滑っているスケーターは印象が最悪です。
厳しいことを言えば、見たいとさえ思いません。

下しか見てないとやる気が感じられず、「滑りたくないなら滑らなきゃいいのに」とみている側は思います。

 

振付云々よりもまずは、

目線を上げましょう
目線を上げて観客を、ジャッジを見るだけで印象は全然違います。

顔は上がっているが目線は下がっているという人がよくいますが、意外と見てて分かります。
観客と目を合わせるくらいの意識を持ちましょう。

 

動きが直線的

踊り苦手マンの最も一般的な特徴として

動きが直線的

な点が挙げられます。
具体的なシチュエーションでは、腕を上げるふりの時に腕真っすぐのまま挙げるなどです。

 

ここで踊りガチ勢の同期から頂いたありがたいお言葉を紹介します。

 

「垂直と平行はダサい」

 

らしいです。厳しすぃ。

よく直線的な動きになりやすい2大頻出ポイントは

①腕を上げるときに腕がまっすぐ
②腕を上げるとき、体の正面または体の真横から上げるだけ

詳しく見ていきましょう。

【①について】

腕がまっすぐ上がってしまう原因としては、

手が先行して動いている

ことにあります。

 

そういう人は手ではなく、

ひじから動かすようにしましょう。

 

手から動かすとどうしても腕が直線になりがちですが、ひじから動かすと腕にたるみが生まれて曲線的になります。
腕を曲線的にするのには慣れが必要ですが、意識していれば必ずできるようになるので努力しましょう。

【②について】

僕もまさに直線を愛してた男なのですが、僕の理屈では

目標の位置まで最短で腕を移動させるべき

という考えの下、動きが直線になっていました。

 

真上に腕を上げるときも、少し腕を横に流してから斜め方向に腕を上げるなど、

最短距離でなく寄り道を楽しむイメージで動かす

と美しく見えます。人生と同じですね。

『一番の近道は遠回りだった』『遠回りこそ俺の最短の道だった』 (ジャイロ・ツェペリ)
ってやつですね。

しかも迂回しながら腕を動かすと動きも大きく見えるので見栄えもします。

 

見える空間でしか腕を動かさない

踊り苦手マンの次の特徴として、

見える空間でしか腕を動かさない

というのがあります。

 

これは自分でもとても気づきにくいです。僕も言われて気付かされました。

 

見える空間でしか腕を動かさない最大のデメリットは、

動きが小さくなること 

です。

自分の見える範囲というのは、前方170度くらいしかありません。見える範囲でしか腕を動かさないと、単純に考えれば可動域の半分も利用できていないことになります。

 

踊りが上手な人は自然とやっているのですが、

自分の後ろの空間も使う

ことが重要になります。

例えば単純に腕を上げる動きでも、少し後ろから上げるだけで一気に洒落た動きになります。

 

「心変わり」かな?天使ゾーンも使えるようになりましょう。

動きの速度が一定

踊り苦手マンは、

常に動きが等速です。

致命的とまでは言えないですが、どうしても単調に見えてしまいます。

 

目指したいのはやはり、

緩急をつけた動き

です。

高橋大輔選手を見てください。なんでしょうあの緩急は。素敵すぎますよね。ちなみに僕は高橋大輔選手とパトリック・チャン選手のスケートが大好きです。

 

緩急をつけるというのはなかなか難しいことで、腕の直線的な動きを直すようには簡単にはいかないと思います。色々なシチュエーションがあるので。僕も手探りでいろいろ研究したという感じです。

最初の意識としては

速い動きとゆっくりの動きを明確に分ける

ことから始めればいいでしょう。まずは、速い動きもゆっくりな動きもしているんだということを意識しましょう。

とりあえず一つ使いやすいのは、

腕を上げるとき:最初ゆっくり→後半早く

で緩急が生まれます。

皆さんも自分で研究して使いやすい緩急のある動きのストックを増やしていきましょう。

 

特徴的な振付後がテキトー

踊り苦手マン経験長いのでまだまだありますよー。

それぞれのプログラムには覚えやすい特徴的な振付が必ず数個あると思いますが、踊り苦手マンの特徴として、

特徴的な振付を全力で決めた瞬間に電池が切れたかのようにテンションが落ちる

ことがあります。

その振付ばかり意識しすぎて、振付が終わると安心して意識が途切れることに原因があります。

なんでも余韻が大事です。

 

再びシンプルな例を挙げましょう。腕を挙げるという振付が特徴的な場合、

腕を上げた後、一気に腕をおろすのではなく、ゆっくりおろす

など、余韻を残しながら振付を終えていくとよく見えます。

腕しか動かさない

踊り苦手マンは全てを腕だけで表現しようとします。

 

そんなことは無理です。

 

人間には腕だけでなく、首・胴体・脚がついているのでうまく活用しましょう。

例えば、

・首を動かす(振付に合わせて横みたり)
・上体は直立だけでなく前に垂らす

など。ここは振付の真骨頂をもいえるので、

いろんな選手を研究して良い動きをマネするといいです。

難しいものも多いですが、なかには簡単だけどかっこいい動きもたくさんあります。見まくってストックを増やしましょう。

指先がダサい

これも耳にタコができるくらい言われました。
「手のひら真っすぐすぎてウケる」って言われます。

指先くらい観客もわかんねえだろって思ってましたが、余裕で見えます。

 

難しいことはわからないので、指先分からない人はとりあえず、

手でキツネ作っておく

だけでいいです。もうこれだけ。

キツネの作り方は、

①親指と中指つける→②指先に全力を込めて指を伸ばす→③脱力する

脱力したポジションぐらいがいいです。最初はちょっと不格好かもしれませんが、手のひら真っすぐより格段にいいです。自然にこの形をできるようになったら、ちょっとずつ修正すればいいかなって思います。

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まとめ

いかがだったでしょうか長くなってしまったので特徴と対策をまとめると、

・そもそも下を見ている→観客と目を合わせる
・動きが直線的→腕をひじから動かす、寄り道をする
・見える空間でしか腕を動かさない→後ろの空間も使う
・動きの速度が一定→緩急をつける
・特徴的な振付の後がテキトー→余韻を作る
・腕しか動かさない→全身を使う
・指先がダサい→とりあえずキツネ作る

たくさんあります。自分に当てはまっているものがあったら、修正していきましょう。

 



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