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【会計士試験勉強法(論文)】租税法の勉強法

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こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。

今回は論文式試験で初登場し、悩みの種になりやすい
『租税法』
について、僕がしていた勉強法・使用教材・意識すべきポイントをご紹介します。

租税法は計算科目ですが、他の計算科目よりだいぶとっつきにくい科目だと思います。
苦手意識を持つ人も多いですが、逆に言えばちょっとできるだけで得点源になるので、根気強く勉強しましょう。

 

ちなみに会計士受験に当たって最も大事なのは、
①1分悩んだら飛ばして解ける問題を全て解ききる
②文章は音読、指差し確認でケアレスミス防止

今回のテーマと直接関係しませんが、一番大事なことなので勉強法紹介の際は必ず書きます。詳しくは、以前の記事『公認会計士試験受験生が絶対に意識しなければならないポイント』にまとめたので、まだ読んでない人はご一読ください。

 

 

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使用教材

僕が使用した教材・答練は以下です。

【テキスト】

【答練系】

<大原>
2017 年
入門答練:6回
ステップ答練Ⅰ: 6回
ステップ答練Ⅱ :6回
論文基礎答練:4回
論文応用答練:4回
論文直対答練:4回
論文公開模試:2回

2018年
論文公開模試:2回

<TAC>
2017年
基礎答練:3回
応用答練:2回
アクセス:11回

2018年
基礎答練:3回
応用答練:2回
直前答練:3回
アクセス:11回
論文公開模試:2回

の合計71回分の答練をやりました。

 

 

改めて数えてみたらやりすぎですね。

 

 

2018年TAC以外の答練は知り合いを通じてかき集めました。

これは僕の戦略から意識的に多くしています。

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勉強法基本戦略

僕の使用した教材からお分かりになったかと思いますが、僕の租税法の基本戦略は

物量戦です。

とにかく沢山答練を手に入れて、解きまくりました。
↑の通り量は膨大ですが、全部3回は解いたと思います。

物量戦のメリットは主に次の二つです。

①「租税法、嫌だな」感がなくなる
②解ける問題の見極めができる

「租税法、嫌だな」感がなくなる

租税法解くときって

「嫌だな」って感じしますよね。特に最初のころは。

物量戦で問題の海を乗り越えると、この「租税法、嫌だな」感とは無縁になります。

この「租税法、嫌だな」感は、
・回答までの手順に微妙に不安がある
・いつ難しい問題が出るかはらはらしながら進んでいる
などの気持ちから起こります。

沢山問題を解いていると嫌でも回答までの手順は覚える、というより、体が覚えているので
問題を見た瞬間ゴールまでの手順が浮かび後は電卓たたくだけ
状態になれます。

租税法得意になるためには、この状態になっている論点をいかに増やすかがカギです。

また、膨大な問題量をこなしていれば
どうせ俺ができない問題はほかの人もできない
という自信ができるので、難しい問題にハラハラすることもなくなります。

 

だいぶ脳みそ筋肉系の発想ですが、
あれこれ勉強法に思い悩むぐらいなら問題解きまくったほうがいいです。


力技で解決しましょう。

解ける問題・解けない問題の見極めができる

沢山問題を解けば、
どれが解答可能で、どれが解答不可能が
一瞬で見極められるようになります。

租税法は管理会計と同じくらい
時間がタイトです。

解けない問題を1秒で捨てて時間を作り、解ける問題を全て解ききることが非常に重要になります。

『ドラゴン桜』で東大理3に合格した大沢くんもドヤ顔で語ってましたよ。

出典:三田紀房『ドラゴン桜』


ちなみにドラゴン桜は全ての試験受験生必読書です。読んでない人は今すぐ経営の勉強時間を削って読みましょう。
経営の勉強の100倍有意義です。

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計算・理論の具体的な勉強法

計算の勉強法

基本は物量戦ですが、答練系の具体的な回し方をご紹介します。

・量が膨大なのでフルで解くのは2回
・その後は間違えてチェックつけていたもののみ手を動かして解く
・正解してたものは、頭で解答手順だけ考えて答え確認

ということをしていました。

コツはできた問題も完全には飛ばさないことです。
出来た問題でも頭で道筋だけでも何度も反復練習することで、本番の反射神経が鍛えられます。

上で書いた「租税法、嫌だな感」は簡単な問題でも一瞬手が止まってしまいスピードに乗れないことも原因の一つです。

いかに反射的に解ける問題を増やすかが大事です。

理論の勉強法

租税法は計算が目立つので忘れがちですが、理論も意外と配点が高いので

侮ると非常に痛い目にあいます。

 

といっても計算ができないとできないものも多いので基本は計算に時間を割きます。

 

僕はそれにプラスして、
答練で出題された全ての理論の問題の条文を、
TACの条文まとめテキスト内にチェック+どんな出題のされ方をしたか、のメモをしていきました。

理論問題自体そんなに多くお目にかからないので、全部転記できると思います。

 

メリットとしては、
・出題可能性が高い部分が分かる
・1冊にまとまるので復習しやすい

という点が挙げられます。

理論はこのくらいで十分です。

あ、条文はしっかり引きましょう。

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租税法受験時に最も意識すべきポイント

租税法に限らないことではあるのですが、
解ける問題をすべて解ききるのが最重要です。

 

何度も言ってきたことですが改めてここでを言わしてもらうのは、
租税法は、簡単な問題に手を付けない「解き漏れ」の発生可能性が非常に高いからです。

難しそうで飛ばした問題が、実は答えを見ると
「うわなんだよこの問題超簡単じゃん」
となることが多発します。

これは「問題文が長くて難しそうに見える」
ことに起因します。

しかし租税法は
問題文の長さと解答手順が比例しないです。
文章が4,5行くらいになっててても文章中の数字そのまま答えということもざらにあります。

このことから意識すべきポイントは、

文章が長く・難しそうな問題でも、1分はしっかり考える

ことです。

租税法はノーチャンの激ムズ問題がある一方、一見激ムズで実は超簡単問題が混じってます。
そういう「埋蔵金」的な問題を見つけて正答しきると、頭一つ抜けられます。

後で解答を読んで「やらなかったけど、これ解けたわー」と言わないようにしましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

試験基本戦略の、

分からないのは飛ばす、ケアレスミスしないは当然として、
埋蔵金問題を逃さない
ことは意識すべきポイントです。

時間はかかる科目ですが、租税法は時間をかければ確実に点数につながる科目です。
根気強く問題演習をし続けましょう。



会計士会計士試験受験生
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