こんにちは。ヤングジャンプ・カエルです。
今回は
「あー明日友達とスケートリンク行くけど、後ろ向きに滑ってみんなを驚かしたいなー」
と思っている方向けに、後ろ向きに滑る方法を紹介します。
本記事のポイントをおさえれば、初めての挑戦でも
「こうすれば後ろに滑れるのか!」というのが分かります。
コツさえつかめれば後ろ向きに滑ることはそれほど難しくありません!
是非挑戦してみましょう。
後ろ向きに滑ると当たり前ですが前が見えないので人にぶつかりやすいです。
後ろ向き滑走を練習する時はかならず前方向を確認しながら練習しましょう。
後ろ向きに滑る流れ
後ろ向きに滑る流れは以下の通りです。
①姿勢を整える
a.両足を肩幅に開く
b.足首と膝を曲げる(体は前傾しない)
c.腕は前に伸ばす
d.内股になる
↓
②小さく足踏み
という感じです。
ちなみに以下の動画がとても参考になります。動画と合わせてお読みいただけばと思います。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
①姿勢を整える
まずは姿勢を整えます。ポイントは以下の4つです。
a.両足を肩幅に開く
肩幅を超えたり、肩幅より狭かったりすると後ろ向きに滑るのは難しいです。
b.足首と膝を曲げる(体は前傾しない)
まっすぐ立っているとバランスを取りづらいです。
足首と膝を曲げるとバランスの調節がしやすいうえ、
転ぶ時も低い位置からの転倒になるので比較的安全です。
この時上体が前に倒れやすい(=前傾しやすい)ですが、
前傾してると上手く滑れないので極力上体は真っすぐを意識しましょう。
c.腕は前に伸ばす
②で上体が前傾しないようにと書きましたが、
この時前後のバランスをとるために腕は前に伸ばしておきます。
d.内股になる
後ろに滑る時の最大のポイントはここです。
基本的にスケートは足が開いている方向に進みます。
なので後ろに進みたいときはかかとを開いてつま先を閉じておきます。(=内股の姿勢)
ここまでで準備は完了です。次の②で実際に後ろに滑ります。
②小さく足踏み
①で正しい姿勢を作れたら、小さく足踏みをするだけで後ろに滑れます。
この時4つポイントがあります。
a.足裏全体を同時に上げる
地上を歩くときのように「かかとを先に上げてつま先を残す」足踏みの仕方だと、
つま先のトウがが氷に引っかって転びやすいです。
図のように足裏が地面と平行になるように足を上げましょう。
b.「小さく」あげる
大きく歩くとバランスを崩しやすいです。氷から離すのは2cmくらいの気持ちで十分です。
c.内股・足幅をキープし続ける
初めの内は足踏みするうちに内股の形が崩れたり、足幅が肩幅以上に開いてしまうことが多いですが、これだと上手く滑れません。
常に内股と足幅をキープするように心がけましょう。
d.エッジを倒さない
初めのうちは、内股姿勢が影響して下の図のようにエッジが内側に倒れがちです。この状態だと上手く滑れません。
脚は内股ですが、エッジは地面と垂直(言い換えれば、足裏と氷が平行)になるよう心がけましょう。
足踏みの段階は以下の動画がとても参考になります。
まとめ
後ろ滑りの流れは以上の通りです。
ちなみに足の動かし方は下の図のように、
真っ直ぐではなく、斜めに動かします。
最初は一歩一歩が短くなりますが、慣れてきたら片足に乗る時間を長くしてみると一歩で沢山滑れるようになります。(結構難しいですが)
是非挑戦してみて下さい!
ちなみに後ろ向き滑走を極めると下のような「バッククロス」という技に進化します。
バッククロスの方法は下記でまとめています。興味のある方は御覧ください。