スポンサーリンク

ものをよく噛む

その他
スポンサーリンク

最近、ものをよく噛むことを意識している。

これは今年の目標にしているからである。なぜこんな小学生みたいな目標を立てたのか。

 

私は「できるだけモノやコトを楽しんだほうが人生得だ」という意識が強い。
なので遊ぶときは全力で遊ぶし、集中できるときは集中しきるし、疲れたときは何も楽しめないのですぐ寝る。

そんな中、どうやったらモノやコトをもっと楽しめるのか、とヒマすぎてヒマすぎてしょうがないときに考えた。ヒマすぎた私の考えは、まず全体を五感で分類することを思いつく。

そうすると、明らかに味覚と嗅覚を蔑ろにしていると気づいた。
味覚については、スマホなど別のことに気を取られて味に意識を集中できていない点、
嗅覚については、これまでの人生で危険察知くらいにしか使ってなさそうな点が目に付きはじめた。

味覚と嗅覚、この2つはまだまだブルーオーシャンである。

そう結論づけた私は、年初に「味覚計画」「嗅覚計画」をノートに整理した。ここには計画の目的と目標、概要、スケジュール、得られるもの、継続できなくなる原因とそれについての対策などがまとめられている。(ちなみに私はこういった計画を作ることが大好きである。作ることが一番好きなのであって、その計画が本当に実行されるかどうかは当然二の次だ。)

味覚計画の具体的な行動として明記されたのが冒頭の「ものをよく噛む」である。
今のところとても優れた目標設定だったと、我ながら目標設定センスに非常に感心している。

ものをよく噛むメリットは多い。
まず、当初の目的通り、たくさん味わえる。いかに今まで一瞬でものを嚥下していたかに気付かされる。

2つ目として、体にも良い。よく噛むことでものが小さくなり、消化に良い。なお小学生で習うことである。

さらに、これが意外と大事だなと思ったのが、急がない癖がつく点だ。タイパやコスパといったワードが流行る現代、私も「時間を効率的に使わねばならない」という神話に踊らされていた。ものをよく噛み、ゆっくり味わうことは、性急な時代の中で自分を見失わないためのひとつの技術なのかもしれない。

 

最後に、実践して気づいた「ものをよく噛む」際のtipsを共有したい。

1.ゆっくり噛む
よく噛む、と聞いて人が最初に考えるのはどちらかといえば「回数」ではないだろうか。私も最初そうであったが、30回を高速で噛み、結局味をあまり長く楽しめていないことに気づいた。たくさん噛んだとしても、早ければ意味がない。まずはゆっくり噛む、ゆっくり顎を動かすことが大事である。


2.箸をおく
箸を持っていると手を動かしたくなる。
箸を一度置くととりあえず顎を動かすしかなくなる。

 

3.他のことをできるだけしない
味覚を最大限味わおうとするとき、他の情報は邪魔になる可能性がある。状況にもよるが、スマホを見ない、テレビを付けないなど組み合わせることは重要である。


これらを参考にしつつ、ぜひみなさんも味覚がもたらす楽しさを堪能してほしい。
そして他にもコツがあればぜひご教示いただきたい。



その他
スポンサーリンク
frogall8をフォローする
スポンサーリンク
Marvelous Cross
タイトルとURLをコピーしました