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教えるときの視点、教わるときの視点

スケート
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引き続き東大合宿での話を。
後輩を指導しているときのエピソードだ。

1年生にシングルサルコウを教えていたあと、先輩OGと目があって雑談した。
この雑談がとても印象に残った。

「教えるところを観ていたんだけど、足を教えることが多いよね。僕は上体の視点で教えるケースが多いので違いが面白い。長期的に見ると、足の修正は不可欠だけど、合宿っていう短期の場だと上体の方が即効性あるからそれで教えてるのかな〜って自分で思った。足の修正にはその人に長くコミットする覚悟が必要だから、自分はそれがないのかも笑。いずれにせよいろんな人が違う視点を持っているの面白いし、教わる側としてもいろんな人からアドバイスもらうのってやっぱり大事だよね。」

この言葉には素敵なポイントがいくつもある。

 

そもそも私はこういった分析視点が大好きだ。東大スケート部の醍醐味と言ってもいい。
この先輩は私が1年生のときの4年生で、理系の方で、入部当初からこのように分かりやすく、分析的に技を教えてくれた。「これが大学におけるスポーツへの取り組み方か!」ととても嬉しい気持ちになったことを覚えている。

 

そして、足の視点と上体の視点
たしかに私は教えるときに足ばっか見てるなと気付いた。スケーティング原理主義なところが出ているのか。そして、合宿みたいな短期の場では上体への指摘が即効性があるという点も、とても同意である。自由の効きやすい上体のほうが、明らかに意識しやすく、変えやすい。

 

また結論の着地も素敵だ。
足の視点と、上体の視点、どちらも大事であるし、またそんなふうに異なった視点を持っている人がいる環境が良い、という結論。最初私は話の入り的に、「上体への指摘のほうが即効性あるからおすすめ」みたいに怒られるのかな(そんな無粋なことをおっしゃる方ではない)と勘違いしていたのだが、決してそんな一方的な結論ではない。

 

教えるときの視点は人それぞれだし、それぞれに意味がある。
いろんな教える視点を知りたいし、教わる側に立ったときは複数の人に聞いてみようと実感した出来事だった。


P.S.
少し関連して。

色んな大学のスケート部が参加する合同合宿での話だ。
現役生を教えていた時、別の現役生が「どのように教えるか観ててもいいですか?」と言った。こんな言葉は人から聞いたことも、いわんや自分から言えたこともなかったので、とても印象に残っている。そのスケーターは初めて見たときからずっと上手でずっと応援していたが、上手な理由の一端が分かったような気がした。



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