下書きを放出する企画Vol.7
下書きを放出する企画とは?
・過去に書いたが結局投稿してなかった下書きをそのまま放出する在庫処分企画
・「そのまま」なので誤字、脱字、面白くないなどすべてが恩赦される仕組み
・そのまま放出だけではアレなので、「今、これを読んだ感想」を申し訳程度に付記
・これにより何が起きるか?俺の気分がスッキリするのだ!そんな雑な企画が許されるのか?許されるのだ!これは個人ブログだから!ここは俺の国だ!俺がルールだ!ガッハッハッ!
では放出していきましょう。
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(2024.4.28下書きより)
占い師
タロットを勉強し始めると、プロのタロット占い師が一体どう占うのか、という点が気になりだした。
そこで新宿の占いに行ってみた。
繁忙期ど真ん中だが、監査など知るか。
通常20分5,500円のところ、初回特典で20分2,980円。お買い得だ。
料金は前払い制。「こんな占いに金を払えるか!」ということが起こっても事前に払っておいてもらえれば安全である。債権回収にも隙がない。
名前や生年月日を記入する簡単なカルテを記入し、力が湧いてくるようなヒーリングミュージックを聞きながら開始時間まで待機した。
(なおカルテでは生年月日だけでなく、「生まれた時間」も聞かれるので注意されたい。その方が正確に占えるとのことだ。「こいつ、いきなりどうした?」という疑問を持たれることは避けられないが、家族LINEで「俺、何時に生まれた?」と聞くハメになった。返答は占いが終わった頃に来た。もはや聞いた情報の活かしどころはない。丁寧に証拠として添付された母子手帳に、「帝王切開」の文字列を見つけ、改めて母に感謝するほかなかった。)
開始時間になり、占い部屋に案内された。
先生の簡単なあいさつに始まり、占いが開始した。
20分があっという間だった。すごかった。
まず何かというと、まじであたってる。
東京大学文科Ⅱ類現役合格、現役公認会計士のロジックモンスターであるこの俺をもってして、なぜその意見にたどりつけるのかというのが本当に分からなかった。理解した。スピリチュアルは存在する。
商売の面でも学ぶところは多い。一番印象に残ったのは複数の占いが使われる点だ。
占いの10分というのは正直短い時間ではない。基本は話しっぱなしなのでマンネリ化しやすい。そこで1セットなにかを話したら、次は別の占い手法に移る。すると新鮮で目が楽しく、飽きない。前の占い手法と関連した話もできるので、厚みもでる。
やってもらった占星術、タロット、ルーンはどれも楽しかった。海外旅行でどこに行くべきかというテーマで占ってもらった、世界地図と占星術をかけ合わせた占いは見た目にとてもわかりやすく、楽しかった。占いの世界の広さを改めて実感した。
そして先生の人柄も素敵だった。
皆さんは占い師と聞いてどんなイメージを思い浮かべるだろうか。
私はスピリチュアルに傾倒しすぎてぶっ飛んでいるイメージを持っていた。
しかしこの日占ってくれた先生は、バランス感覚がすごい。あまりスピリチュアル要素を出していない印象だった。たしかに占いというツール自体がスピリチュアルなので、占い師自体がさらに出す必要性はそれほどないのかもしれない。ギャップを作ることで際立たせるという考えは好きだ。
そしてこっちが「当たっている〜!」と盛り上がると、先生もテンションが上っている様子で場自体が盛り上がっていた。コミュニケーションが抜群にお上手なのである。
本場のプロの占いを体験して、占いの価値を改めて考えた。
「楽しませること」
これがおおきく、ひとつ、存在すると思う。とにかく楽しかった。
もちろん、非常に有益なアドバイスももらえた。ちゃんと今後の行動が変わるものだ。
ただそこに本質的な価値を置こうとするのは、なにかケチくさい気もしたのが本心だ。
話せて楽しかった、という事実を大切にしたい。
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<今読んだ感想>
・20分2,980円は実質無料
・やってみると分かるが、占いは難しい。断言と質問の塩梅や、ド外ししてたときのリカバリー方法など、コミュニケーションのゲームと考えると非常に奥深い。
・呼んでいるとまたタロットカードもっと触りたくなるな〜