こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
今回は大学生のフィギュアスケートの大会について、どんな大会がいつどこであるのかを紹介します。
自分が関東の大学出身のため今回は主に関東の大学生向けとなります。関西の人ごめんなさい。
年によって1ヶ月程度ズレることがあるので月は参考程度に。
5月
【関東学生氷上フィギュアスケート選手権大会】
場所:東大和
開催クラス:初級〜7,8級
年度始め(シーズン終わり?)の大会です。通称「関カレ」と呼ばれます。
場所は寒いことで有名な東大和。初級から7,8級まで出る大会で、初級の後輩や2,3級の同期を応援しつつ、7,8級の神々の滑りを見ることができる楽しい試合です。
大学から始めた1年生はまだ出られないかもしれないですが、2年生からばんばん出ましょう。
特に次に続く試合でもないため、7,8級の選手も気楽に楽しみながら滑ってる印象です。空気が楽しい。
9月
【双青戦】
場所:東大和or京都
出場大学:東京大学、京都大学、東京外大、お茶大+有志
おそらく日本で一番マニアックな試合です。始まりとしては東大vs京大の試合として生まれ、徐々に交流ある大学も参加しはじめたものです。
会場は毎年東京と京都を交代で行なっています。
シーズン初めの試合となるので、試合勘を思い出す位置付けの試合です。
10月
【東日本フィギュアスケート選手権大会】
場所:東大和
開催クラス:3級以上
通称東インカレと呼ばれる大会です。
この大会で上位になると1月に開催される「日本学生氷上競技選手権大会」への出場資格が得られます。近い時期に西では西インカレが行われています。
学生始めスケーターとしては東インカレにでるのが大きな目標となります。誰でも出られる試合ではなく、3級の取得が必要になります。
3級をとるにはシングルアクセル、ダブルジャンプ、キャメルスピンが必要など、かなりハードです。
しかしハードな分、大学の代表として出場できる誇らしさがあります。
是非学生から始めた人はまず東インカレ、そしてインカレの出場を目指しましょう!
11月
【交流戦】
場所:新横浜
開催クラス:初級〜6級
交流戦には7,8級クラスは無いのですが、初級〜6級までが参加します。
12月
【新人戦】
場所:東大和
出場選手:一年生
新人戦は普通の試合ではありません。
例えて言えば1年生を使った「仮装大賞」です笑。
毎年各大学が趣向を凝らした面白いプログラムを作って、皆んなで爆笑しまくる楽しい大会です。
ジャッジも学生がやるので、演技中ジャッジにお菓子を渡しに行って点数アップを図ることはザラです。
毎年その年に流行ったものをやることが多いですが、明後日の方向から持ってきたネタがでると面白いです。1年生はここで個性を発揮してみんなの記憶に残りましょう。
参考に僕の頭から離れない名新人戦プログラムは以下の通りです。
・テルマエロマエ:上裸+腰バスタオル巻き+シャンプーハットという衣装()、シャンプー持ったリンクサイドの仲間からジャンプープッシュして、イーグルしながら頭を洗う。5級で普通に上手いのも笑いました。
・海猿:衣装がスキューバダイビングのスーツ+シュノーケル
・ミノタウロス:話だけ聞いただけですが爆笑。発想が凄い。
1月
【日本学生氷上競技選手権大会】
場所:北海道、栃木、軽井沢など
出場選手:クラス毎の東西インカレ上位者
通称インカレ。学生の大会としては最も由緒ある大会です。東西の予選を勝ち抜ければインカレに出ることができます。
大学の代表として、大学のトップを決める大会でもあるので盛り上がります。
学生始めでインカレに出るにはかなりの努力が必要ですが、インカレのリンクで滑る誇らしさは凄いです。是非本気でスケートやろうと思ってる人は、目標にしましょう。
ちなみにアイスダンスもあります。
2月
【バレンタインカップ】
場所:シチズンリンクor東大和
開催クラス:初級〜6級 (7級)
バレンタインカップは私大生の4年生の引退試合という位置付けとなっています。
そのため4年生の演技の時は会場中が盛り上がります。
3月
【国公立大会】
場所:東京、大阪、京都、名古屋など
出場選手:全国の国公立大生
国公立大会は年度ラストに全国の国公立大学が一堂に集まって行われる大規模な大会です。
国公立大学4年生にとっての引退試合になるので、バレンタインカップ同様4年生の演技は超盛り上がります。
3日間開催されるので色々な人とも仲良くなれます。
国公立大会については前回記事を書いたので、詳しく知りたい方はこちらもどうぞ↓
【私大カップ】
場所:東大和
出場選手:全国の私大生
2019年から始まった新しい試合です。
国公立大会のような試合を私大でも開きたいということで、学生主体で始まりました。今年からということでどのような試合になるのか、ワクワクしております。
まとめ
いかがだったでしょうか。
年間の試合は多くて8回程度です。
限られた回数しか試合はないので、
しっかり準備した上で試合に臨みましょう。