こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
今回は、初めてスケートをすると知らないスケートの動きの基本をご紹介します。
この動きが押さえられてないと、ジャッジの方には一瞬で
「こいつ分かってないな」
と悪い印象を持たれてしまいます。
基本に忠実な美しいスケートをめざしましょう。
真っすぐ進まない！
フィギュアスケートでは基本的に真っすぐの方向には進みません。
カーブを描きながら進みます。
なぜかというと、フィギュアスケートはエッジに乗って進みます。
エッジに乗ると自然にカーブを描くなるからです。
初心者の時期に曲かけ中で特にやりがちなのは、
曲に遅れまいとして目的地点に最短距離、つまり直線で行こうとすること
です。
直線移動ではカーブに乗れず、せわしない動きになってしまうので避けましょう。
ある地点に行きたいときは、直線ではなく、
現在地点と目的地点を直径とする円の弧に沿う軌跡を描くイメージを持ちましょう。
片足で滑る！
フィギュアスケートは基本的に同時に両足で滑ることはなく、
どちらか一方の足しか氷に接していません。
これは単純に、両足滑走をしている間は氷との設置面積が2倍になるのでその分摩擦が大きく、スピードが減速するためです。あと両足だとカーブに乗れません。
最初のうちは不安で両足でバランスをとろうとしがちですが、
それは甘えです。
できるだけ片足で滑りましょう。
（もちろん振付の都合上両足になることは全然あります。それは別です。）
下を見ない！
最初のうちは滑るのが不安で特に下を見がちです。
しかし、フィギュアスケートとは人に見てもらう競技です。
人に魅せる演技をする中で、下を見るということはマイナスでしかありません。
常に観客を意識し、観客に視線を送れるくらいのスケーターになるべく、
普段の練習から下を向かないようにしましょう。
自分ではなかなか気づけないことも多いので、先輩や同期でお互いに
「今、下向いてたよ」
と指摘しあいましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
①まっすぐ進まない
②両足で滑らない
③下を見ない
フィギュアスケートでは鉄則ですが、やってないと知らないことだと思います。先輩やジャッジの方はもちろんこういった視点でも演技を見ているので、
「あ、こいつはちゃんとわかってるな」
と思われるように、実践していきましょう。
