こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
さて、皆さん。フィギュアスケートで最もかっこいい動きといえばなんでしょう?
トリプルアクセル?レイバックスピン?
違います。
クロスです。
もっと言えば
バッククロスです。
仮に神がトリプルアクセルかパトリック・チャンのバッククロスをできるようにしてあげようと言ったら
僕は迷わずバッククロスを選びます。
僕がスケートをやってみたいと思ったのもバッククロスをやりたかったから。
ちなみにこのブログの名前も
「素晴らしいバッククロスをしたい」との願望を込めて名付けられてます。
今回はそんなバッククロス大好き人間による、バッククロス大好き人間のための、そしてバッククロス大好きではない人間を大好きにするための、
「バッククロスの魅力」について書いていきます。
まずは見よう
語るより前に見ましょう。
【パトリック・チャン】
【小塚崇彦】
【本田武史】
バッククロスの魅力とは?
バッククロスの魅力とはどこにあるのでしょう。
今回バッククロスの魅力を次の三つにまとめました。
①後ろ向きにスピードを出せる
②氷上でしかできない独特の動きがかっこいい
③どんどん上手くなる
詳しく見ていきましょう。
後ろ向きにスピードを出せる
バッククロス最大の魅力は
・後ろ向きに
・スピードを出せる
ことです。
フォアクロスもそこそこ楽しいですが、
前方向に速く進むことは言ってしまえば陸でもできます。
その点、陸で後ろ向きに素早く進むことはなかなかできないです。
後ろ向きダッシュしてもいいですが、公園とかで後ろ向きダッシュしてたら変人扱い間違いなしですし、しかも後ろがほとんど見れないので危険です。
そういう意味でバッククロスはやばい(語彙力)。
後ろ向きにすごいスピードを出すことができる。
しかも後ろを確認できるため安全。
決して陸ではできない、氷上でしかできない動き。
やってみればわかりますが、快感です。
氷上でしかできない独特の動きがかっこいい
氷の動きでフォアで進む動きとかは、もちろん陸上での動きとはちがうのですが、
まあでも理解できる見慣れた動きです。
フォアクロスもストロークも、陸での歩く動きに言ってしまえば近いので。
その点のバッククロス。
陸上では理解不能なあの動き。
陸であんな動きしても1mmも進めないですよね?
最初はなんであの動きで進めるのか理解できないと思います。
要は練習したスケーターにしかできない、
玄人感
がむんむんに伝わってくる動きなのです。
体勢を低くして、脚を大きくクロスして後ろに進みつつ、顔は進行方向を見据えている・・・
もう、美。
どんどん上手くなる
僕が昔先輩に言われて印象に残っている言葉に、
「フォアクロスはある上限レベルに到達しうるが、バッククロスは無限に上手くなる」
というものがあります。
たしかにトップ選手達を見比べると、意外とフォアクロスはだいたいみんな同じようなフォアクロスをします。
一方バッククロスは人によって全然違います。
見ている側としては、いろんなタイプのバッククロスを見られるのは非常に楽しいです。
する側としても、どんどん上手くなることは非常にモチベーションになります。
自分でやってて、
「あ、前より良く氷をおせるようになった」
とか気付けるので、どんどんバッククロスの練習にはまります。
僕は一時期はまりすぎて、最初の30分はひたすらクロスの練習をしていました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
見て良し、やって良しのバッククロス。
良いバッククロスができるようになったらもうジャンプできなくても滑るのが楽しすぎてモチベーション爆上がりなので、ぜひ皆さんもバッククロスオタクになりましょう。