こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
これまで科目毎に大事なポイントを色々書いてきたのですが、
どの科目でも言える最大優先事項をまとめます。
これから紹介する基本的なことができていない人が意外と多いので、これがしっかりできることで他の人と差をつけられます。
受験に限らず、仕事でも大事なことですので、今後のためにも身につけましょう。
合格のために絶対しなけければならないこと
合格のために絶対しなければならないこと、
つまりそれができないと合格できないこと、
それは
解ける問題を全て正答すること。
これにつきます。
実力十分の人でも、本番の緊張などで普段の実力ならとけるはずの問題を落としたら不合格に近づきます。
もともと実力が少し足りない人も、ちゃんと解ける問題すべて正答できれば、それに+αで少し運があったら合格することもできます。
つまりとける問題を全て正答することは合格のための必須条件なのです。
簡単な問題を落とす原因・対策
まあそんなこと言っても「簡単な問題を全て正答すること」は簡単じゃないですよね。
解ける問題を落としてしまう原因は2つに集約されます。
①時間がなくてそもそも手をつけられない
②ケアレスミス
この二つだけです。
ではこれらの原因についてそれぞれどういった対策をすればいいのでしょうか。
詳しく見ていきましょう
①時間がない→1分悩んだら飛ばす
出来ない問題に時間かけるのは時間の無駄です。
不正解した時点で何分費やしていようが一点の価値にもなりません。
しかも解ける問題が後にある場合、それに手をつけられないという事態も生じます。
機会費用です。
さらに悩んで時間が減ると焦ります。
結果簡単な問題さえも時間に追われてミスする可能性が高まります。
それではどのような意識を持てばいいのか。
それは、
最初に簡単な問題を全て解く、つまり悩んだらすぐ飛ばす
受験の鉄則です。この鉄則を守ることで、
・簡単な問題を時間があるうちに解くのでミスが減る
・単純に時間が生まれる
・「最低限は解き切った!あとはここからどうプラスアルファするか」というマインドになれるため後半の気が楽になる
などの恩恵をあずかれます。
だいたい簡単に解ける問題以外はほとんど皆悩んでます。
なのでとける問題をしっかり解けた時点で、平均は確保できてます。
ここを理解しておくと試験でそんなに緊張しないです。とける問題解くだけで上位50%です。意外とみんなできないので、恐れないでください。
②ケアレスミスしない→文章は音読、指差し確認
仮に↑のルールに従って難しい問題飛ばして簡単な問題全部解いても、
解いた簡単な問題をミスってたら何の意味ないもないです。
特に論文は相対評価だから甚大な被害。
ケアレスミスは人によっていろんな原因があります。
僕の場合は、
・問題文の読み間違い、読み落とし
・数字の写し間違い
が多かったです。
そのため僕がやっていた対策は、
・文章は全て音読
・指差し確認
です。
目線だけで文字を追うと、読んでいるようで実はちゃんと読んでないことが多いです。そのため問題文は全て音読(もちろん本番は口パク)してました。
また数字を移す時も、実際に該当の数字を指を差して確認していました。
人間、「注意する!!!」程度の具体性のない意識では絶対に行動できません。
具体的な行動に落とし込んでこそ、意識を実行できるのです。そのために手を動かし、口を動かすようにしてました。
ちなみにこういうことをしていると、
「いや、俺試験中に口パクして指も差してとか、何やってんの?」とある意味自分を客観的に見る視点も生まれるので、焦りにくいという副産物も生まれるのでお勧めです。
ポイントを実践する上で最も大事なこと
①時間がない→1分悩んだら飛ばす
②ケアレスミスしない→文章は音読、指差し確認
という二つのポイントを紹介しました。
加えてもう一つ、今回絶対覚えて欲しいことがあります。それは、
練習から実践すること。
「よし、じゃあ模試では文章音読しよ」
とか
「家だし、難しい問題時間気にせずやろ」
とか
絶対ダメです。100%身に付きません。
本番に100%(実力+①②のポイントを意識すること)の力を発揮するには
練習からやっておくが必要条件です。
だから練習を本番と同じ意識でやることが大事。練習でできないことは絶対本番でできません。
練習から、
・時間を測って
・点数最大化する
ことを意識しながら上記ポイントを自然と実践できるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2つのポイントを紹介しましたが、僕が最も伝えたかったのは、
練習でできないことを本番だけでやろうとするのは不可能
ということです。
今回紹介した、
①時間がない→1分悩んだら飛ばす
②ケアレスミスしない→文章は音読、指差し確認
というポイントを、必ず
普段の勉強から
意識しましょう。