こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
論文式試験は1つ科目選択が可能ですが、よほど統計学、民法が得意ということがない限り
絶対に経営学をやるべきです。
ぶっちゃけ「こんなんでいいんですか?」ってくらいほかの科目と比べてコスパが高い経営学。
今回は経営学をやるべき理由・勉強法・僕が使った教材をご紹介します。
絶対に経営学をやるべき3つの理由
経営学を選択すべき理由は以下の3つです。
・ボリュームが小さい
・大多数が受験する
・意外と差が付きやすい
ボリュームが小さい
ほかの選択科目はやってないので分かりませんが、少なくとも他の必修科目よりは圧倒的にボリュームが小さいです。
計算も財務や管理、租税に比べればずっとシンプルで簡単です。
やろうと思えば1週間で十分詰められます。
そのくらいのボリュームです。
大多数が受験する
これも戦略上非常に大事なポイントです。
論文式試験が相対式試験である以上、統計学などの少数派科目を選択して1番怖いのは、
多数派の経営学が超簡単だった場合です。
結局多数派の出来によって自分の偏差値が大きく変動してしまうため、リスクが高いです。
よほど自信がない限りは、長いものに巻かれておいた方が安心です。
「俺は人と同じことはしねえ」って人も、ここだけは人と同じことをするのを強く勧めます。
意外と差が付きやすい
メリットが多いために大多数が受験する経営学ですが、
みんな舐めきってるのか、思ったより点数を取ってこない印象です。
いやこれ平均超高いだろってテストでも意外と低いことが多いです。
経営学の計算は一度固めてしまえば管理や租税と違ってかなり安定するので、毎回安定した順位が取れます。
簡単だけど、簡単ゆえにみんなちょっと油断してるから頑張れば順位が取れる
そんな超お買い得科目、それが経営学です。
使用教材
僕が経営学勉強の際に使った教材は以下です。
答練系は、
基礎答練2
応用答練2
直前答練2
理論補強2
大原論文公開模試2
大原論文直対答練4
の合計 14回分をやりました。
経営学の勉強法
経営学の基本戦略は
①早いうちに計算を習得する
②試験前にがっつり暗記する
です。詳しく見ていきましょう。
早いうちに計算を習得する
上でも書いたとおり、計算は一度固めるとそうそう崩れることはありません。
管理みたいに時間もタイトではない、というかむしろ余るくらいなので計算強い人は安心して最後の科目を迎えられます。
ただ計算すること自体はそれほど難しくなくても、
勉強始めは何言ってるか分からななくてうっ…となる
のが経営学計算の特徴です。
なのであまり試験直前まで放置していると、
「あれ、思ったより経営学難しいじゃん!!うわあああああああ!!!」
と焦ります。
個人的な目安としては一発目の論文模試までにとりあえず一通り計算をやっておくと後が楽です。
試験前にがっつり暗記する
経営学は会計士試験の中でも
圧倒的に暗記ゲーです。
もうほんとうに時代遅れなんじゃないかってくらい、暗記しておけば取れるクソ試験です(ありがたい)。
企業法、監査論も暗記といわれますが、結局文章構成力のような能力も非常に重要になります。
が、経営学はほとんどが一問一答。
記述問題があっても1,2行のものばっかりなので文章力もクソもないです。
正直このテストでなんの力を見てるのか皆目分かりませんが、選択できるのは超ありがたいので選択科目としてあるうちに甘い汁吸っておきましょう。
というわけで僕は
とにかく沢山の言葉を覚えまくる
いう超シンプルな勉強法をしてました。
暗記法
しかもその覚える方法がこれです。
中学生かな??
ご覧の通り、テキストに暗記マーカー引きまくって懐かしの赤シートで隠しながら覚えてました。
経営学理論について深い理解など全く要りません。
とにかく量です。
一個でも多くの用語を覚えた者勝ちです。量が質を凌駕します。
量が欲しかったので大原のテキスト(理論系が中心の下のみ)も知り合いから入手して暗記しました。TACと大原やれば無敵理論をここで発揮しました。
詳しくはこちら↓
暗記のタイミング
暗記のタイミングですが、僕は
・普段はさらーっと見ておく
・模試1週間くらいは本番前のごとく本気で覚える
というリズムで暗記していました。
ただでさえあんまり勉強価値がなさそうな経営学理論、普段はさらーっとくらいの気持ちでいますが、模試をベンチマークにして勉強量に強弱をつけてました。
これをすると勉強がだれにくい&模試でいい成績がとれる&1週間で暗記を固める練習になるというメリットがたくさんあるので、個人的に超オススメの勉強法です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・計算は早めに固める
・暗記はとにかく量
論文式試験は経営学以外の科目が全てヘビーなので、
経営学に時間を取られすぎないように、効率を意識して勉強しましょう。