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【フィギュアスケート】初めての大会で覚えておきたいこと

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こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。

フィギュアスケートの醍醐味はやはり試合、観客がいる中で演技をすることです。

観客がいる中での演技は非常に緊張するものですが、その中でもいい演技を出来た時の達成感は格別です。

今回は、スケートの練習をしばらくやっていて「そろそろ試合に出てみたいな」と思った方向けに、
初めての試合の臨み方
をご紹介します。

初めての試合は分からないことだらけだと思います。試合出場をお考えの方はご参考に。

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準備編

持ち物

当日の持ち物で必須なのは、
①スケート靴
②衣装
③音源
④予備音源
⑤メイク道具
⑥替えの靴紐
です。

最低でもこれらは確実に持っていきましょう。家を出る前にもう一度確認。

音源がかからないことは意外と頻発するので、油断せず予備音源は持っていきましょう。ちなみに予備音源は本音源と同じCD等で持っておくと予備もかからない可能性があるので、本音源と違う場所で買ったものの方が良いです。

上のものさえ忘れなければとりあえず試合には出られます。その他にも、防寒着、出場費、軽食等もあると良いでしょう。

場所と時間確認

場所と時間は絶対確認しましょう!!!

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当日編

当日の大まか流れは、
(到着)

受付、音源提出

自分の時間が近づくまでは観戦

自分の時間が近づいてきたら着替え、アップ

点呼

演技!

表彰式、片付け(音源返却、着替えなど)

という感じです。
注意点を見ていきましょう。

アップ時の注意点

【アップや着替えをいつ始めるかだいたい決めておく】
アップや着替え等を本番何分前に始めるかはあらかじめ決めておきましょう。

時間は人によって様々です。僕はだいたい1時間15分前になったら動き始めます。

 

【予定通りの時間で進んでいるか確認しておく】
試合の進行が予定より前後することは結構あります。

「え、時間巻いてる!!あと30分で本番だ!!」となるととても焦るので、アナウンス等をよく聞いたり、近くの委員に聞くなどして試合の進行が予定通りかどうかは把握しておきましょう。

 

【アップしすぎない】
試合前ということでテンションがあがると、いつもより念入りにアップしがちです。

多少なら問題ないですが、アップのしすぎで逆に疲れてしまうこともあるので程々にしましょう。

 

【軽いルーティンを作っておくと少し気が楽】
人によると思いますが、僕はかなり試合で緊張するタイプでした。
よくある話で、ルーティンを作っておくと少し気が楽になるのでおススメです。

といっても僕がしていたのはそんなにガチガチのルーティンではなく、試合前に金の微糖を飲む、というものだけです。些細なことですが、毎試合やっていると「いつも通り」の状態を作れる気がして気持ちが上向けました。

ちなみにこういったどこでもできるルーティンを作っておくと、面接やプレゼンといった試合以外の気合を入れたい場面でも使える点もおススメです。

点呼

自分の練習滑走10分前くらいに更衣室orリンクサイドで試合のスタッフが滑走者の点呼を取ることが多いです。いることをアピールしましょう。

6分間練習

試合にもよりますが、本番前に4〜6分間程度の練習滑走の時間があります。

人によって何を練習するかは違いますが、
①2、3周足慣らしでシンプルな動き(ストローク、クロス、6ステップなど)
②簡単なジャンプ
③難しめのジャンプ
④ステップ
⑤スピン
という順番はよく見ます。

6分間の注意点は4つ紹介します。

 

【1番滑走の場合は早めに練習を終わらせる】
グループ内で1番滑走の場合は6分間練習が終了したらすぐ本番なので、6分間ギリギリまで滑っていると疲れた状態で本番になってしまいます。

1番滑走の場合は1分前くらいに大方の練習を終わらせて、残りの時間は水分補給や疲れないちょっとした動きの確認程度にしておきましょう。

 

【他の人を気にしすぎない】

6分間練習では他の人を気にしすぎないことが大事です。(ただ当然ぶつからないようにはしましょう)

例えばオンアイス直後は足慣らしのためスピードを出す人が多いです。

僕は結構周りを気にするタイプで、そこに速い人がいると負けじとスピードを上げがちだったのですが、慣れないスピードを出したことで自分のペースが崩れて練習が上手くいかないということがよくありました。それを学んでからは、ゆっくりでいいのでしっかり膝を曲げる、エッジに乗るということを意識して最初の2周程度を滑っていました。

普段からスピードを出している人は練習滑走でもスピードを出していも問題ないですが、普段出さないスピードを出すのは良くないです。

時間は少ないですが、必ずマイペースで練習しましょう。

 

【失敗しても焦らない】
6分間練習中に失敗することは勿論ありますが、良くも悪くも練習と本番は感覚が違うのであまり気にしすぎないようにしましょう。
6分間練習でミスしても本番できる、逆に6分間練習でできても本番できないということはいくらでも起こります。

淡々と動きの確認に徹しましょう。

本番中

本番中の注意点はたくさん考えられますが、ここでは特に大事だと思う3つだけ紹介します。これ以外でも自分で意識するポイントを見つけて見てください。

【顔は上げる】
本番は練習と違い、観客がいて自分のことを見ています。

緊張すると俯きがちですが、下を見られると観客もなかなか楽しめないので顔はしっかり上げましょう。観客やジャッジと目を合わせるぞ!くらいの意識をもっていると良いと思います。

 

【ミスを引きずらない】
ミスをすること自体はしょうがないですが、引きずるのは良くないです。ミスを引きずると、動きが小さくなる、次のジャンプで集中が欠ける、という悪循環に陥ります。

最初に犯したミスがいきなり大惨事を招くことはほとんどありません。最初のミスが悪循環となって第二第三のミスを引き起こすことで壊滅的な状態になってしまいます。

ミスは忘れ、「次!次!」と次の動きのことだけを考えましょう。

 

【どんな結果でもお辞儀はしっかりする】

最近僕がいいなあと思った動画で、バンクーバーオリンピックのトマシュ・ベルネル選手の演技があります。

Men’s Figure Skating Free Program Full Event – Vancouver 2010 Winter Olympics

この4:45~です。
見てもらえたら分かると思いますが、ミスが多くなってしまった演技で、ステップでも転倒してしまっています。

ただ最後のお辞儀では爽やかな表情をしていたのがとても印象に残りました。

実際の本人の気持ちは本人しかわかりませんが、おそらく内心ではいい演技ができず悔しかったのではないかと想像します。ただ観客へのお辞儀の場面ではそのような悔しい様子を見せず爽やかな表情で挨拶する姿勢に、観客を楽しませるフィギュアスケーターとしての自負を感じました。この意識の高さがかっこいいです。

というわけで、お辞儀一つで人に与える印象が大きく変わります。応援してくれた観客、採点してくれるジャッジへの感謝を示す場です。お辞儀はしっかりしましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

試合では得られることが沢山あります。練習が進んだら、是非出場を考えてみてください。



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