こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
一度みたら忘れられないプログラム、アレクセイ・ヤグディンの『winter』。
動画元:Alexei Yagudin 2001 Skate Canada SP “Winter”(サムネ画像も同ソース)
氷を削って投げる心憎い演出と同じくらい有名なヤグディンのトウステップ、スケーターなら誰しもが一度は憧れるのではないでしょうか。
今回はヤグディンのトウステップの踏み方を紹介します。
アウトエッジ、トウ、トウの繰り返し
ヤグディンステップはアウトエッジ、トウ、トウの3つの動きだけでできています。
実はそれを繰り返しているだけのシンプルなステップです。
ただなんであんなに進むのかは謎です。
詳しく見ていきましょう。
①アウトエッジ(右)
右アウトエッジスタートで説明します。
アウトエッジといってもスイングロールのような大きなカーブではありません。
このくらいで大丈夫です。体重乗っけて滑るというよりは、
「やばい滑る滑る〜」というように体より先に足が滑ってしまう感じで行くとより「ぽい」気がします。
②トウ1回目(左足)
1回目のトウは、フォアアウトで滑った右足の後ろに交差した位置に突きます。
画像でいうと星辺りの位置です。
この時フォアアウトで滑った右足はそのまま前に滑らせて浮かせます。
③トウ2回目(右足)
2回目のトウは、②で浮いた右足をそのまま振り下ろして突きます。
位置は橙星の辺りです。
ちなみに1回目と2回目のトウでは突き方が少し違うので注意です。
1回目は角度をつけて突きますが、2回目は角度が浅いです。2回目は突くというよりは、押さえるという感覚に近いかもしれません。
3歩目までできたら、同じことを1歩目から続けます。ひたすら続けるとヤグディンのようになれるはずです。
上体
腕は決まってますね。
最初は手をグーで斜め下に張り、テンション上がってきたら上へ掲げていきましょう。
また、脚の派手さと対照的に上体がぶれないで進めているとクールです。
そしてどや顔。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ヤグディントウで氷をまき散らしましょう。