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シットスピンの変形をしたいなと思った時に最初に読む記事 シット変形はここを意識しよう!

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こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。

シットスピンがある程度できるようになったら、
「変形もしてみたいな」
と思い始める方も多いのではないでしょうか。

変形が出来るとスピンのバリュエーションが増えて楽しいし、レベルもとれるしで一石二鳥です。

今回はシットスピンの変形ができるようになるために、絶対に必要なポイントを紹介します。

シットの変形「全般」の練習を対象にしようと思うので、具体的なシットフォワードやシットサイドの解説は省略します。
が、シットの変形はポイントが抑えられれば比較的応用が効くので、どの変形を練習する際も参考にしてみて下さい。

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参考動画

僕が実施した参考の動画です。イメージがついていない方はまずご覧いただければと思います。

【シットスピン変形】シットフォワードの回り方

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変形ができるようになるためには

変形ができるようになるための具体的なアクションを、今回3つのステップに分けて解説します。

それはずばり次の3つです。

①普通のシットスピンで15周回る
②陸で変形の姿勢を覚える
③変形しても「平行に回る」、「エッジの重心の位置を1mmも動かさない」を意識する

順に解説していきます。

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①普通のシットスピンで15周回る

まず初めに、シットの変形を習得するのに絶対に必要な条件は、
「普通のシットスピンで15周回る」
ことです。

これは色んな人を見ていて感じたことです。

6,7周しか普通のシットスピンが回らない人がいきなり変形を練習しても、(できないとは言わないですが)練習効率が非常に悪く、果てしなく時間がかかります。

 

15周というのは目安として分かりやすく言っているだけで、問題は”回転スピードが遅い”点にあります。

6,7周しか回れない人がなかなか変形を習得できない理屈は、
①初めて変形をするとどうしても変形のタイミングでバランスが多少なりとも崩れる

②回転スピードが遅いのでそのバランスの崩れの影響をもろに受け、さらに遅くなる

③変形時の姿勢キープを意識する時間もなく回転が止まり、変形の経験値が全くor微々たる程度しか蓄積されない
という感じだと思っています。

ただこれは、裏から言えば、
15周さえ回れれば、シットスピンの変形の習得難度はぐっと下がると言えます。

15周回れる=回転スピードが速いと、
①変形で多少バランスを崩す

②スピードが出ているので、多少バランスが崩れても遠心力のおかげで少しの時間”耐える”ことができる

③”耐える”ことで”ベストな体のポジション”を探せる時間が僅かでも生まれるので、経験値が蓄積されやすい
です。

なのでシットの変形を習得したいと思っている方で、普通のシットが6,7周しか回らない方は、
まず100発100中で普通のシットを15周回れるようになることを目指しましょう。

 

100%の確率で15周回れるようになれば変形の習得も早く、加えて、
「あれ、自分結構シットスピン得意じゃない・・・?」
と思えるようになりシットスピンが大好きになるはずです。

じゃあどうすれば15周回れるようになるの??

では、「じゃあどうすれば15周回れるようになるんだ」って話ですね。

15周回るためにはスピードが大事ですので、
・入りのフォアアウトのカーブを小さなカーブで、かついつもより深くする
・入りのポジションからシットのポジションまで一瞬で体を動かす(筋肉で解決)
ことを意識するといいかと思います。

そのうえで、僕の場合は
リンクに行くたびにシットスピンを累計100周回る
ことを自分に課していました。(脳筋)

2級合格者であれば、シットの形自体はできているはず。上記のような「意識」も大事ですが、できていることの回転数を増やすだけなので、とにかく回数を回ることも十分良い練習になると思います。

 

第一ステップをまとめます。
・まずは普通のシットスピン15周を目指す
・そのために回転スピードを出すことを意識して毎回100周シットスピン回る
ということをしていれば、変形習得までの時間は相当短縮できます。

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②陸で変形の姿勢を覚える

「さあ、15周回れるようになった!変形の練習しよう!」
となった人が、氷より先にまずやるべきことがあります。

それは、
陸で変形の姿勢を覚える
ことです。

せっかく氷で練習したのに陸に戻るという・・・(別に15周練習してる時から陸で練習しても何の問題もありません。話の流れ的にこうなってしまっただけで、むしろ推奨)


やってみるとよく分かりますが、初めて氷上で変形を練習しようとすると、
回転してるし、目線もいつもと違うのために自分がどういう姿勢をとっているのか全然わかりません。

 

①回転中自分がどういう姿勢をとっているかもわからない状態
かつ
②そもそも「正しい姿勢」も知らない状態
では、何を目指せばいいか全くわからないのでゴールできるはずがありません。

 

①については氷の練習を続けるしかありませんが、②の正しい姿勢については陸で十分に練習できます。

鏡を使ったり、スマホで録画して見たり、友達にみてもらったりして、
陸上で正しい姿勢が取れているか確認・姿勢を体に覚えこませる
ことをお勧めします。

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③変形しても「平行に回る」、「エッジの重心の位置を1mmも動かさない」を意識する

最後に実際に氷で変形を練習する時に意識すべきポイントを2点お伝えします。

それは、
①回転軸の左足(とエッジの重心)は普通のシット姿勢から1mmも動かさない
②常に平行を意識する
ことです。

変形で転ぶ原因は、
①せっかく普通のスピンでいいエッジの重心(左バックインなので、母指球あたり)で回ってたのに、変形することでそのエッジの重心がずれるため(かかと側に重心が落ちてしまう)
②変形は顔を傾けたり下を向いたりして目線がいつもと変わるので、平行な回転ができなくなるため
というのが多いと思います。

なので、
・左足のエッジの重心は変形なぞどこ吹く風で1mmも動かさない意識
・とにかく平行で回る意識
が大事になります。

 

ちなみにこの2点は全ての変形で使えます。

僕も最初は、

・シットフォワードは足を上げすぎない、
・シットサイドは右足が氷につかないように、
・シットビハインドは右足を入れる時に大回りしない、

と変形の種類ごとに違うポイントを意識していましたが、できるようになってしばらくすると
要は重心変えずに、平行もキープできれば回れるじゃん
と思えるようになりました。

もちろん最初はそれぞれの変形毎に個別のポイントを意識しますが、徐々に
「変形って色々あるけど、要はこれを意識すればいいんでしょ」というように自分の言葉で落とし込めると、他の変形でも応用が効くと思います。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

シットの変形を習得するためにやることをまとめると、
①普通のシットスピンで15周回る
②陸で変形の姿勢を覚える
③変形しても「平行に回る」、「エッジの重心の位置を1mmも動かさない」を意識する
です。

是非実践してみてください。

 



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