こんにちは。ヤングチャンピオン・カエルです。
本日、2020年12月29日はなんの日でしょう。
そうですね、第38回SASUKEの放送日ですね。
何を隠そう私はSASUKEが大好きです。
私は大学からフィギュアスケートをやっているスケート大好き人間なのですが、
全日本フィギュアスケート選手権に匹敵するくらいSASUKEが好きです。
SASUKEの何がそんなに人々を惹きつけるのか。
今回はSASUKEをあまり見ない方に向けて、SASUKEの楽しみ方を紹介します。
今回紹介するポイントを思い出しながらSASUKEを見ると、
いつものSASUKEが10倍面白くなります。ぜひ御覧ください。
SASUKEの楽しみ方
知れば知るほど楽しむポイントが増えていくSASUKEですが、今回は以下の4点をご紹介します。
①「肩書き」を楽しめ
②1stステージは見どころの宝庫
③意味不明なウルトラクレイジークリフハンガー
④ 選手が持つSASUKEへの思いの強さ
①「肩書き」を楽しめ
SASUKEのわかりやすい面白さの代表はなんと言っても「肩書き」です。
” ミスターSASUKE ” 山田勝己
この名前を知らない日本人はいないでしょう。
他にも
”史上最強の漁師” 長野誠
”キタガワ電気店長” 日置将士
”パルクール指導員” 佐藤惇
”靴のハルタ営業” 漆原裕治
”SASUKE唯一の皆勤賞” 山本進悟
も聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
レアなところだと、
”木こり”
”ドイツ代表ゾウ使い”
というなんだそりゃ肩書きもあります。
ちなみに私が一番好きな肩書きは
”配管工” 又地
語呂の良さが異常。鬼舞辻無惨くらい口に出して言いたい。
私はSASUKE前日にSASUKEのHPの参加者一覧で面白い肩書きを見つけるのが趣味です。
紹介動画で山田勝己さんに1stステージクリアできる催眠をかけてました。最高です。
②1stステージは見どころの宝庫
1st、2nd、3rd、ファイナルと4つのステージがあるSASUKEですが、
スピード感と色んな人が見られる点で1stステージは特に面白いです。
・最初のクリア者は誰だ
SASUKEはだいたい序盤Noの選手はほとんどクリアできません。
1stといってもとても難しいのです。
誰が一番最初にクリアするか、まずはそこが見どころの一つです。
・ぶっちぎりのスピードでクリアする選手
数秒残してギリギリクリアする選手がほとんどな中で、
たまにありえないくらい余裕でクリアする選手が出てきます。
この人やばすぎるだろ感を楽しんでください。
・大御所勢の安定感
SASUKEレギュラー勢の1stでの動きには職人性があります。
特に”サスケくん”森本選手の動きの研究ぶりは群を抜いているように思えます。
素人目で見ても、「ああこの人は全て分かって動いているのな」というのがよく分かります。
そういう職人芸を見るのも楽しみの一つです。
・盤狂わせ
SASUKEにもいるのです、”魔物”が。
上述した”サスケくん”こと森本選手は直近で完全制覇を成し遂げた現役最強の選手なのですが、前回の第35回では1stの反り立つ壁で時間切れとなってしまうという、全SASUKEファンが震撼する事件が起きました。
完全制覇者でも普通にリタイアする、この緊張感もまた1stステージの醍醐味です。
③意味不明なウルトラクレイジークリフハンガー
「普通にファイナルよりムズいだろ?」
見る人全てが心のなかで思う難関、それが3rdのウルトラクレイジークリフハンガー。
画像元:ウルトラクレイジークリフハンガー
第一関節分の幅しかない突起を進んでいき、
体をスイングして逆側の同じ幅の突起に飛び移るエリア。(しかも飛び移る先は上下に動く)
そもそもウルトラクレイジークリフハンガー自体も難しいのですが、
それに加えて3rdの最後の方で出てくるために、それまでのエリアで腕を極限まで酷使した状態で望まなければ行けない点が難しさに拍車をかけています。
間違いなくSASUKE最大の見せ場です。
「いやこれクリア不可能だろ・・・」→「うおおおおおおおクリアしたああああ」
を楽しめます。
僕はこれをクリアした瞬間を見たときが一番テンションが上がります。
余談ですが、3rdステージ挑戦中の選手を、仲間が横から追いかけて
「休め!1回息整えよう!」
「いいよいいよ!!!」
「(成功して)よっしゃーーーー!!!」
と全力で応援するシーンは激アツです。樽美酒さんがたいてい激アツ応援しているの、素敵です。
④選手が持つSASUKEへの思いの強さ
SASUKE選手を他のスポーツと比べたときに特徴的なのは、
純粋なSASUKE愛に満ち溢れている点です。
基本的にSASUKEは他のスポーツで見られるような、
「小さい頃からやっていた」
「才能があったから」という要素が少なく、
ただ純粋に「SASUKEが好きだから」という理由で出場を目指している人が多いと思います。
その純粋な思いが、本番前の紹介動画、本気でSASUKEに挑む姿、クリア後・リタイア後のインタビューなどからびしびし伝わってくるのが、とても良いです。
感覚的には甲子園に近いです。
選手のSASUKE愛エピソードをいくつか紹介させてください。
・”ミスターSASUKE” 山田勝己選手
言わずとしれたレジェンド選手。
「俺には・・・SASUKEしかないんですよ」(第10回)の言葉はあまりにも有名です。
今は「黒虎」というSASUKEの組織を結成し、若手の育成に励んで監督のようなポジションになっています。しかし!!今回は選手として出場!!楽しみ!!
・”バンダイSASUKE部” 本間隆史選手
SASUKEが好きすぎて会社に部活を創った本間さん。去年引退宣言をしましたが、やはり動けるうちは出たいと、現役復帰。嬉しいです。
・”サスケくん” 森本裕介選手
現役最強の選手。
現在はシステムエンジニアとして働きながら、SASUKEへも出場し続けるスーパーマン。
SASUKE界のネイサン・チェンです。
”サスケくん”の肩書きは、森本選手が中学生からSASUKEに出場していたことに由来します。中学生から出続け、完全制覇を達成するというストーリーは最高です。
もう一人、個人的に私が思い入れの強い選手を紹介させてください。
・”カーデザイナー” 荒木直之選手
荒木選手、実は私の中高時代の体操部の先輩でした。
荒木先輩は当時からSASUKEが大好きで、鉄棒や鞍馬そっちのけでロープ登りや壁のへりを横移動(クリフハンガーの練習)ばかりやっておられた記憶があります笑。
「SASUKEに出たいんだ!」
とずっとSASUKE用のトレーニングをされてました。
卒業後に連絡をとることもなく動向は一切知らなかったのですが、
荒木先輩の姿を再び見ることになったのは、まさにそのSASUKEの放送でした。
選手として荒木先輩がSASUKEに出場されていたのです。
「すご!本当に有言実行した!」ととても驚きました。
高校卒業されてから10年弱、ずっとSASUKE愛は変わらなかったんだなと、嬉しく思いました。
「ここまで来たら行けるところまで行ってくれ〜」とただただめでたい気分で応援していますと、あれよあれよと1st、2nd、とクリア、3rdもクリフハンガーまでたどり着きます。
そのクリフハンガーを前にした荒木先輩の言葉が忘れられません。
「これがやりたかったんです!」
本当に嬉しそうな笑顔でした。
体育館の壁のへりでずっとクリフハンガーの練習をされている荒木先輩の姿が思い出され、「そうですよね、それがやりたかったんですよね!!!知ってますよ!!!」と、夢を叶えられた姿に心から感じ入ってしまいました。
クリフハンガーで落下してしまうのですが、それもあと少しで非常に惜しかった。落下後のインタビューでも晴れやかな顔でコメントをされていて、こっちまで幸福感に包まれました。
あの荒木先輩の勇姿は心に深く刻まれています。
月並みな表現と思っていた「諦めなければ夢は叶う」という言葉は本当なんだ、自分も頑張ろうと思いました。
荒木選手は今年もゼッケン番号82番で出場されます。
荒木先輩、頑張ってください!フィッシュボーン気をつけてください!
1ツイートで分かるSASUKE選手その5
— IF (@SASUKEsukinoIF) May 6, 2020
・荒木直之
職業はカーデザイナー。
ベトナム版SASUKEでFinalステージに進出、更には8年以上のボルダリング歴を持つ実力者だが、本戦では中々結果を残せずにいた。
しかし2018年大晦日に初めて3rdステージに進出、クリフハンガーを前に嬉々とした笑顔を見せた。 pic.twitter.com/LH2KkM27O0
まとめ
いろんな楽しみ方がある、それがSASUKE。