こんにちは。ヤング・チャンピオンカエルです。
私は現在、公認会計士として監査法人で働いています。
ずっと頭にあったことで、最近ついに踏み出す決心が固まったことがあります。
それは、
教員免許取得のため、大学再入学を目指そう
というものです。
「なんで今から教員免許?」となるかと思うので、
今回は決意表明も兼ねて、決心に至った経緯を書きます。
打算と情熱
教員免許取得のため大学再入学をしたいと考えた理由はいくつかあり、
それらは「打算的な理由」と「情熱に基づく理由」の2つに分かれます。
打算的な理由は後付のようなもので、
・「公認会計士→教師」というキャリアは希少だと思ったから
・リスキリングという社会的潮流に乗れているから
・個性的だからバズりそう
・収入は公認会計士資格でカバーできる
・通信だから時間の拘束がゆるい
・通信だから安い
など、多岐にわたります。
ただこれらはあくまで後発的なものであり、根っこにある思いではありません。
始まりにはもっとシンプルで強い思いがあります。
それは「教えることが好き」というもの。
これが最も直感的な理由です。
何で自分は教えることが好きなんだろうと思ったことがあります。
2つの原体験がありました。
①父が勉強を教えてくれたこと
一つは、小学校の時に父が丁寧に勉強を教えてくれたこと。
今でも覚えています。算数の和差算について全く理解できてなかったときに、
父があの手この手で教えてくれたことがとても印象的でした。
子どもながらに、いろんな工夫をして分からせようとしてくれているなと、
少しおおげさに言えば「愛」を感じました。
②友達に勉強を教えたこと
もう一つは、高校の定期試験前にいつも友達に勉強を教えたこと。
試験期間が始まると友達3,4人でマクドナルドに行き、一緒に勉強してました。
勉強といっても、
・基本は私が教える方式
・友達、普通にPSP始めて結局勉強しないことがほとんど
・卒業してからも「あの場にお前が来てくれてたことの意味がわからんすぎて面白い」ってなった
みたいな謎タイムではありました。
が、それでも「人に教えて分かってもらえる楽しさ」を知ったのは、
あの時間だったなと思います。
こういった原体験があり、ずっと「教えることが好き」という思いを持って生きてきました。
好き、だから知りたい
原体験から始まったこの思いはさらに、
・スケート部で後輩に教える
・ボランティアで学校に講義を提供する
・教育関係者限定イベントに教員ヅラして参加する
・学習指導要領を通読する
など、いろんな行動に昇華していきました。
そうしたことを経験するたび、教えることへの興味がより膨らんでいきました。
月並みかもしれませんが、やっぱり「受講者が目を輝かせながら聞いてくれること」が何よりも楽しい瞬間でした。
本業では決して見せない充実した表情を見せる筆者
加えて言うと、監査法人で働く中で、
「自分は対組織よりも、対個人に向き合いたい」
という自分の思いにも気づきました。
好きだからもっとちゃんと知りたい
しかも資格等もあるしチャレンジできる環境は整っている
情熱と打算、決心した理由をまとめるとこの2行になります。
もちろん入学選考もあるのでどうなるかわかりません。
ただ好きで始めたことへのエネルギーはすごいので頑張ります。
この情熱が自分をどこに運んでくれるのか、自分で自分が楽しみです。