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かっこいいおじいちゃんになりたい

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「かっこいいおじいちゃん」になりたいと、今から考えている。

白髪で、綺麗目なスーツを着て、肌触りの質が良いマフラーをして、冬の道を歩くのだ。
そして週に2回ほど経営する自分のカフェで、常連の客に温かいコーヒーを振る舞う。カフェでは聞こえるか聞こえないかくらいで、ジャズが流れている。

こんな老後の夢を抱いている。

こう思うに至った憧れの人が何人かいる。

一人は田中泯さんという方だ。
どこで存じ上げたかはっきりと覚えていない。
何かの映画を見た時の、ポスターで印象に残った記憶がある。

田中泯と名和晃平 伝説のアートフェスティバル「白州」を語る

田中泯さんはダンサーである。まず白髪老爺のダンサーという時点でたまらない。
そしてダンス、田中泯さんの言葉を借りれば「舞踊」への深い想いがある。このインタビューがとてもかっこいい。

柳楽優弥、田中泯の即興演技の美しさに驚がく 映画『HOKUSAI』インタビュー

 

そして最近もう一人、推し老爺に出会えた。


松岡正剛が語る、日本文化に必要な心意気と長い文章の強み 「過激な表現があってこそ、中道も見えてくる」

松岡正剛さんである。動画で拝見した。
松岡正剛さんは思考の方。日本を代表する知識人である。この動画がカッコ良い。

【落合陽一】現代の“勤勉さ”は「日本人が余計に作り上げたもの」「市場資本主義、金融工学に毒されてしまった」知の巨匠、松岡正剛が編集工学者としてのルーツと日本を語る!なぜ『少数なれど熟したり』が大事か?

かっこよさはお姿だけではない。語り方、考え方も含め全てかっこいい。
動画最後の、ニヤッと笑われるシーンも粋だ。

松岡正剛さんの書評サイトである千夜千冊を知った時は、金脈を発見した気持ちだった。
文章も癖ど真ん中に刺さり、2000弱もあるのが果てしなく逆に困ってしまう。


おふたりのどこにこれほど惹かれるのか。
共通点として

・スタイルがいい
・白髪
・人生経験の深さが顔に現れている
・自分の考えに覚悟がある
・ゆっくり考えながらしゃべる
・スーツがかっこいい
・モノトーンが似合う

などか。
挙げるだけでわくわくする。

将来彼らのようになりたい私としては、我が身を振り返って理想に近づけるようにしたい。

根本的には「人生経験の深さ」が足りなそうだ。いつもへらへら生きていてとてもよろしくない。あとはゆっくり喋ることもか。もちろんスーツも全く似合わない。

人生はどうやったら深まっていくのか。本を1万冊読めばいいのか。インドに行けばいいのか。難問だ。そしてそれが顔に、自然と現れるものなのか。

深い人生経験への道のりは果てしなさそうである。



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